公開日:2013/1/9 最終更新日:2020/06/18
美味しいドリップコーヒーのいれ方
美味しいドリップコーヒーのいれ方
美味しいドリップコーヒーを淹れるためには
ドリップコーヒーとは、
ペーパーフィルター、またはステンレスフィルターにコーヒー粉を入れて、お湯を注ぎ、フィルターを通してコーヒーを抽出させることである。
コーヒーには、様々な成分が含まれていて、
水に溶けやすいものからそうでないものまでいろいろあるのだが、
お湯の温度や時間などを通して、その
コーヒー成分をどのように抽出させたかで味が変わってくるということになる。
一般的には、ドリップする際、
美味しい成分が先に抽出され、あとになるにつれ雑味が増えるとされている。
また、最初は、表面にあるコーヒーの成分が溶けだし、その後粒の奥の成分が溶け出すので、粉の粒の大きさでも抽出のされ方が異なるため、できるだけコーヒー粉の大きさは揃っていることが望ましい。なので、コーヒーにこだわる人・お店ほど、コーヒーミルにもこだわるのだ。
コーヒーをいれるための下準備
新鮮で良質なコーヒー豆を選ぶ
Select Coffee Beans
コーヒーの淹れ方で味が変わってくるとはいえ、やはりコーヒーの味を決める最大の要因はコーヒー豆のおいしさ。
美味しいコーヒー豆とは、新鮮で、適切に焙煎されているということと、最後に自分好みのコーヒー豆であること。いろんなお店のいろんなコーヒーを試してみるのがおすすめ。
コーヒー豆の挽き具合
Grind Coffee Beans
ペーパードリップで使うコーヒーは、中挽き〜 中細挽き。
細かく挽くほど濃いコーヒーが抽出される。
理想を言えば、粒の大きさが揃っていることが望ましいのでふるいにかけて、微粉を取り除けば最高である。が、少し手間になるので私はたまにしかしない。
そして、やはりコーヒー豆は挽きたてがおいしい。時間があればコーヒーをいれる直前にコーヒー豆を挽くのがベスト。
コーヒー器具やウェアを温める
Warm Coffeetools&ware
最初に、必要な杯数分と、コーヒーサーバー(コーヒーポット)、カップを温める分のお湯を沸かしておく。
コーヒーサーバー(コーヒーポット)とカップは事前に温めて、コーヒーを抽出するお湯は適切な温度(私は86℃ – 92℃)に。
ペーパーフィルターをリンス
Paper Filter
ペーパーフィルターにお湯を通しておく(リンスというらしい)。
これに関してはしてもしなくてもいいらしいが、紙の匂いを取るのにもいいし、何よりドリッパーを温めることができるので、私はいつもするようにしている。一度気になるとやめられない。
コーヒーをドリップする
ドリップコーヒーの基本
最初に言っておくと、ドリップコーヒーの完璧なレシピというのは存在しない。
人によって、美味しいと感じるコーヒーが異なるし、
同じ様に淹れてもそのコーヒー豆によって、また使うドリッパーによっても、味が異なる。
ここでは、
私のドリップについて紹介したい。
慣れてくると自分でいろいろ試行錯誤しながら、コーヒーをドリップすると楽しみが増える。
基本の My ドリップレシピ
ドリップの方法
- 最初はお湯を粉全体が浸るほど注ぎ、30秒蒸らす
浅煎りの場合は、撹拌する(軽く混ぜる)
- 中央に500円玉より少し大きいぐらいの円を描くように、お湯を注ぐ
ドリッパーの縁にお湯を注ぐと、コーヒーにあまりお湯が浸透する前に下に落ちていってしまうのでドリッパーには当たらないようにするのがポイント(特に円錐型のドリッパーの場合)
- お湯が増えてきたら少し待って、また注いでを繰り返す(3回ほど)
- ドリッパーの中のお湯が少し残っているうちにドリッパーを外せば完成
ポイント:最後になるほど雑味が出るので、最初はじっくり徐々に手早く
ドリッパー別のドリップレシピ
ドリップコーヒーを美味しく淹れるための【粉とお湯の分量】
全国にあるロースターやコーヒーショップが出しているドリップレシピまとめ。
好きなコーヒーショップがあれば、参考に。
浸漬式ドリッパー
カフェ・バリスタ |
コーヒー豆・粉 |
お湯 |
備考 |
HARIO |
20g |
約240ml |
HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチのドリップレシピ |