Cores(コレス)のコーングラインダー C330 が、2020年2月21日に発売になっている。
今回、このコーングラインダー C330を頂いたので、挽き具合や使い勝手を中心にレビューを。
このコーヒーグラインダーは、今までの中でも一番「気になってるのでレビュー楽しみにしています!」と言われた気がする。
それもそのはず。
価格が22,000円(税込)で、本格的なコーン式。
しかも、このデザイン。
私でも気になる。
Cores コレス
コーングラインダー C330
このコーヒーグラインダーで、できることを簡単に言うならば
- 粗挽きから極細挽きまでかなり細かく調節可能
- 挽く時間を10秒から50秒まで設定できる
この2つ。
そして、私が感じた大きなメリットを挙げるならば
- お手入れが今までで一番簡単!
- 粒の揃い具合がいい
この2点。
特に粒の揃い具合に関しては、同じ価格帯で多くのスペシャルティコーヒーのお店で取り扱われている wilfa と比較した。
今回は結構違いがあって、後の方で私なりの意見を述べているけど、写真を見て自分なりの判断をしてみてほしい。
まずは、各部の詳細や機能から。
コーングラインダー C330 詳細と機能
まず、ホッパーは容量が 240g。
鍵マークをあわせて回転させるだけで、取り付け・取り外しが簡単にできる。
蓋には、掃除用のブラシとコーヒーメジャースプーンがついている。
付属しているコーヒーメジャースプーンだが、
大体こういうブラシってプラスチックのツルンとした質感のものが多いけど、
マットで高級感があっていい感じ。
次にグラインドユニット。
グラインドユニットは、ミルの中でも一番大切であろうミル刃の部分。
これもカチッと鍵マークに合わせて回転させるだけで簡単に取り付け・取り外しができる。
あとでお手入れについてのところで書いているんだけど、
このボタン一つでミル刃が簡単に外れるっていうところが
このコーヒーミルの一番いいところと言っても過言ではないと思う。
ものすごく便利。
よくコーヒーミルの説明書を見ると毎回掃除するように書いてあるけど、実は私毎回なんて全然できてないの。
でも、これだとできる気がする。
そのくらい手軽に掃除・お手入れできる。
ミル刃は、ステンレス。
水洗いは厳禁。
そして最後にコンテナ(粉受け)。
コンテナは、中央にシリコンの蓋があって、これを外して本体にセットする。
このコンテナは、蓋部分がぴったりとコーヒーグラインダーの粉が出る部分にくっつくようになっていて、
粉が外に飛び散らないように設計されている。
コーングラインダー C330を使う
まずは、コーヒー豆の分量をはかってホッパーへ入れる。
蓋をしたら、秒数を設定する(一度決めてしまえば毎回セットしなくてもいい)。
ここがコーヒー豆のデザインになっていてかわいい。
1つにつき10秒はかることができるので、上の画像だと20秒間コーヒー豆を挽いてくれるということになる。
この秒数をはかる機能については、別になくても、もう一度ボタンを押せば止まるので使わない人は全く使わないかもしれない。
ただ、私は結構家事をしたりバタバタしながらコーヒーを淹れることが多いので、
挽いている間にちょっと何かを取りに行って、、とか結構ある。
そのときに勝手に止まってくれると便利なんだ。
あれば便利な機能といった感じ。
次に挽き具合を設定する。
回すと小気味良カチカチとした音とともに簡単に回して設定できる。
極細挽きから粗挽きまで、無段階。
あとは、コンテナをセットしたら、スイッチオン。
音は、他のコーヒーミルと比較するとあまり変わらない。
(比較対象は、廃盤になったナイスカットミル・wilfaのコーヒーグラインダー)
すごく静か!というわけでなく、まぁこのぐらいの音はするよね、、という感じ。
さて、あとはコンテナを取り出して、、、
というところで、今回私が一番感じた改善してほしいところ。
コンテナの蓋がぴったりとコーヒーグラインダーにくっついてるから、
コンテナを引き出すと、コーヒー粉が、、、蓋に、、。
そしてコンテナの円周が大きくて、挽いたばかりだと静電気が発生するのでドリッパーにうつしにくい。
多分私が今後使っていく時は、違うもので代用すると思う。
実際これで試したら、飛び散らないし、ドリッパーにも移しやすい。
このコンテナだけが私は使いにくかったな。
今後、このコーヒーミルにピッタリ合う粉受けを探してみよう。
また、底の部分にはトレイがついているんだけど、
これが取り外せるので、散らばるコーヒー粉の掃除は楽。
このトレイの存在は大きい。
さて、最後に気になる挽き具合。
今回はwilfaのコーヒーグラインダーと比較。
左が wilfa、右が Cores。
中挽き
wilfaは、『フィルター』にメモリを合わせて、Coresはちょうど真ん中の位置で挽いている。
私、今までこうやって挽き比べた記事を書く時、
あまり区別つかなくて大体似たような感じかな、、って書くことが多いような気がするけど。
画像では見にくいかもしれないけど、Coresの方が揃っているように感じる。
ただ、Coresのほうが挽き方が細いからなのかも。
でもどちらも正直揃っていると思う。
極細挽き
極細挽きに関しては、写真では見にくい、、すいません。
ただ、実はこれよく見ると、wilfaの方が粒サイズが細かい。
wilfaのは、本当に細かくていい感じ。
Coresのはエスプレッソにしては少し粗いのかな、という印象。
エスプレッソ重視なら、wilfaがおすすめ。
粗挽き
どちらも一番粗挽きにして挽いたんだけど、Coresのほうが少し細かい。
粗挽きになればなるほど不揃いさは目立つから。
つまり、wilfaは、Coresより、より粗く、より細く挽けている。
お手入れはCoresが最強
上でも書いたけど、お手入れに関してはこんなに簡単なコーン式のコーヒーグラインダーは今まで見たことない。
グラインドユニットを外して付属のブラシで粉を落とす。
ミル刃自体を外してのお手入れはできないけど、底面も外れるのでちゃんときれいに掃除できる。
付属のブラシもブラシ部分が程よくかたくって、掃除しやすい。
ということで、、、
この挽いたコーヒー豆でドリップすれば、
至福のコーヒータイム。
コーヒー豆も頂いちゃって、試しに飲んだRECのコーヒー豆がものすごく美味しかったんだけど、その話はまた今度。