自分にとって、美味しいアイスコーヒーとは?
「そんなことより、早く美味しいアイスコーヒーの淹れ方を!」と思われるかもしれませんが
美味しいアイスコーヒーを淹れるためには、絶対に知っておかないといけないことですので、少しだけお付き合いを。
アイスコーヒーに向いているコーヒーは、深煎りだけじゃない!
よく、本やネットなどのメディアでは、アイスコーヒーには深煎りのコーヒー豆が向いていると書かれています。
何を隠そう、私もその影響でアイスコーヒーには、深煎りの、つまり、苦味が強めのコーヒーが向いていると思っていました。
アイスコーヒーは、酸味が強く出やすく、豆の苦味や甘みを感じにくいから。
なので、苦味が強く酸味が少ない深煎りのコーヒーを選ぶのがおすすめとされているというわけです。
ガムシロップやミルクを入れる場合は、深煎りの方が相性がいい、、というのもある気がします。
ですが、私の場合、夏になると、深煎り・浅煎りに関係なく、その時に買っているコーヒーでアイスコーヒーをいれています。
私は基本的にブラックで飲みます!
そうやって飲むうちに、私は深煎りのアイスコーヒーよりも、浅煎りのアイスコーヒーの方が好きだなァということに気づいてきました。
最近では、コーヒー専門店でも、水出しコーヒーバッグに深煎りのコーヒーでなく
浅煎りのコーヒーを使っているところも見かけるようになってますし、
特にサードウェーブ系のロースターでは、浅煎りのアイスコーヒーを出しているところ、多いと思います。
つまり、何が言いたいかというと、結局は、自分の好み!
好みのコーヒー豆でアイスコーヒーを淹れることだと私は思っています。
アイスコーヒーは、酸味が強く出やすく、豆の苦味や甘みを感じにくいということを念頭に置きつつ、
ぜひいろんなコーヒーでアイスコーヒーを試してみてほしいです。
- アイスコーヒーは、酸味が強く出やすく、豆の苦味や甘みを感じにくい!
私の好きなアイスコーヒー用のコーヒー豆
ちなみにですが、私の好きなアイスコーヒー用のコーヒー豆は、
ナチュラルという精製方法の香りや風味が強めの浅煎りのコーヒーです。
産地は、正直どこのコーヒーも好きなんですが、
アイスコーヒーで、「おっ!美味しい!」と思うのが多いのは、エチオピア、、かな。
この辺は好みなので、参考程度にどうぞ。
アイスコーヒーの淹れ方は、大きく分けて2種類!
アイスコーヒーの主な抽出方法としては、大きく以下の2種類。
- 急冷式ドリップ
- 水出しコーヒー
まろやかなコーヒーが抽出できる
急冷式ドリップコーヒーとは。
急冷式のドリップとは、その名の通り、ドリップしたコーヒーを、氷で急速に冷やす!ただそれだけ。
ドリップする時に、コーヒーサーバーに氷をいれておいてもいいし、
濃い目にドリップしたコーヒーを、氷の入ったグラスに一気に注いでもOK!
とりあえず、淹れたてのコーヒーを急速に冷やす!
これに尽きます。
ちなみに、この時のコーヒー器具は、基本的にいつも使ってるドリッパーとコーヒーサーバーで構いません。
ですが、急冷しやすいように工夫されたアイスコーヒーメーカー(ドリッパー&コーヒーサーバー)も発売されていますので、参考にどうぞ。
そして、詳しい急冷式のドリップコーヒーの淹れ方はこちらへ。
水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)って何がいいの?
さて、瞬く間に広まった水出しコーヒー。
コールドブリューコーヒーとも呼ばれます。
水出しコーヒーを一言で言うと、お湯でなく、水でコーヒーを抽出する。
この一言。
そのまんま、、。
メリットは、簡単で誰でも同じ味に仕上がること。
デメリットは、時間がかかること。
また、水出しコーヒーは、コーヒーの味がまろやかなのも特徴のひとつです。
水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)の淹れ方
水出しコーヒーを淹れる方法としては、大体以下の3つ。
- 水で点滴のようにゆっくりドリップ(器具が必要)
- 水出しコーヒーポットを使う(器具が必要)
- コーヒーパック使う(必要なのはパックだけ)
水で点滴のようにゆっくりドリップする方法
これは、ウォータードリッパーという専用の器具が必要です。
大体の仕様として、水をコーヒー粉の方へ点滴のように、ゆっくりゆっくりと落とすことでドリップするようになってます。
使い方としては、コーヒー粉をセットして少量の水でコーヒー粉を湿らせた後、
水をセットして、あとは待つだけです。
ちなみに、上のイラストはiwakiのウォータードリップコーヒーサーバー。
お値段も手頃で、美味しく淹れられます。
私も持ってます。
最近は、色んなメーカーからも発売されています。
水出しコーヒーポットを使う方法
水出しコーヒーポットは、目の細かいフィルターが内蔵されているポットのこと。
コーヒーを粉入れに入れて水に浸しておくだけで、水出しコーヒーが出来上がります。
内蔵されているフィルターは、メッシュ状やステンレスのものがあり、何度でも使えるようになっています。
一方、ペーパーフィルターじゃないので、微粉と呼ばれる細かい粉状のものが出ます。
なので、少し粉っぽい感じがするのも事実です。
フレンチプレスのような感じ。
ここは、好みかな。
器具は、多くのメーカーから発売されていて選択肢が多いです。
【レビュー】HARIO(ハリオ)の水出し珈琲ポット
【レビュー】HARIO(ハリオ)の水出しコーヒー器具『フィルターインコーヒーボトル』、すごくいい
コーヒーパック(お茶パックでもできる)を使って水出しコーヒーを作る
そして、最後は最もお手軽なコーヒーパックを使って作る水出しコーヒーの方法。
コーヒーパックは、お茶パックの大きいバージョンと考えていいと思います。
水出しコーヒーのときは、お茶っ葉と比べるとたくさんのコーヒー粉が必要です。
なので、コーヒー粉がたっぷり入るように大きめ。
コーヒーパック(水出し用フィルター)は、カルディやスーパーでも買えます。
お茶パックで作るときは、小さいのでいくつもいれるといいと思います!
ちなみに、、普段の私は、基本的には急冷式ドリップなんですが、
ストック用と言うか、いつでも飲めるアイスコーヒーとして、夏は水出しコーヒーも常備しています。
アイスコーヒーの淹れ方
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急冷ドリップコーヒー
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水出しコーヒー点滴式にゆっくりドリップ(ウォータードリッパーを使用)する方法水出し用のコーヒーポットを使う方法
【レビュー】HARIO 水出し珈琲ポット
【レビュー】HARIO フィルターインコーヒーボトルお茶パック・コーヒーバッグでする方法
アイスコーヒー器具
よく、コーヒーを淹れる方法として『浸漬法(しんしほう)』と『透過法(とうかほう)』という言葉が使われます。
浸漬法は、漬け置きしてコーヒーを抽出する方法(フレンチプレスなど)
透過法は、お湯や水を通してコーヒーをする方法(ドリップなど)。
覚えておくと、便利かも。