少し前のことになるが、Kalita(カリタ)から、
名古屋の世界的にも有名な陶磁器メーカー 鳴海製陶 NARUMI とコラボレーションした台形ドリッパーが登場している。
カリタの台形ドリッパーといえば、3つの穴があいているのが特徴で、横から見たら台形の形をしている。
ペーパーフィルターも台形の形を使う。
以前からずっと発売されているカリタの台形ドリッパー(下画像/ブラウンの方)は、CAFICTを始めて、最初の方に購入した。
日本中で愛されてきた伝統あるドリッパーなだけあって、安定して抽出でき、使いやすい。
穴が3つあることで、抽出スピードが比較的速く雑味がでにくいとされている。
いつの間にかたくさんのドリッパーを使う中で、使う回数がすっかり減っていたドリッパーだが、
今回のこのナルミとのコラボドリッパーを頂いてから、使う回数がすっかり増えた。
つまり、、デザインが私好みなのね。
それと、このまっさらな白は、また大きな魅力だと思う。
ちなみに、このドリッパーは、NARUMIデザイン、Made in CHINA。
底面にもMade in CHINAの刻印。
一方で、波佐見焼のカリタの台形ドリッパーもある。
似たようで、デザインは異なる。
上が波佐見焼で、下がナルミデザイン。
さすがのデザイン、、だと思う。
Kalita × NARUMI
NK 101/102 ドリッパー
サイズは、101(1 – 2杯用)と、102(2 -4杯用)の2種類。
サイズは、大は小を兼ねるというが、
ドリッパーに関しては、1 – 2杯抽出するときは、確実に小さいサイズが抽出しやすいと思う。
また、基本的な構造は変わらないが、ところどころにすでに持っているドリッパーとの違いがある。
左(ブラウン)がずっと以前からあるカリタのドリッパー。
穴は3つ。穴の大きさは目で見る限りではあまり違いはわからなかったが、ナルミの方がくっきりと穴があいている印象。
リブは、ナルミデザインの方がくっきりと、縁までしっかり入っている。
リブの役割は空気の通り道をつくること。
空気が四方に逃げることで蒸らしの際のハンバーグのように膨らんだ粉面を保持することができ、
十分な蒸らしを可能にするのだそう。
コーヒー抽出の法則より
また、内側底面に、ポッチがついている。
今回のNARUMIのドリッパーでは、カリタ式と呼ばれている『3つ穴』の精度を高めるために、
カップ内側の底部分にこの小さな突起が形成されていて、
これによりフィルターとの接地面が減少し、より安定した抽出ができるようになったのだとか。
あとは、高さも少し違う。
ナルミのほうが少し低い。
目指すは雑味のないコーヒー
最近、カリタといえばウェーブドリッパーが人気だが、やはりこの台形ドリッパーは変わらぬ安定感がある。
なんとなく、、これは本当になんとなくで、根拠もなにもないのだけれど、
浅煎りはウェーブか円錐形が淹れやすいが、深煎りはこの台形ドリッパーが落ち着く。私はね。
私の台形のドリッパーでの淹れ方は、よく言われる基本的な淹れ方を守っている。
全体をお湯で湿らせた後、30秒蒸らして、中心に円を描くようにゆっくり注ぐを3〜4回繰り返す。
カリタの台形ドリッパーで目指すは、雑味のないスッキリとした味わいだ。
もし、これ以外でおすすめの淹れ方あったら、教えて欲しいです。
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実は私、疲れやストレスがたまると鼻が効かなくなるという傾向がある。
だから、美味しいコーヒーが飲めることは幸せなことなのよね。
今日も美味しいコーヒーが飲めることに感謝する日々。