FELLOWのStagg EKG ケトルがついに日本に正式に上陸。
ドリップポットなどは前から人気があったけれど、
電気ケトルはやっと今回日本で正式に販売される。
Instagramの海外投稿などではよく見かけていた電気ケトル。
日本へは電圧やPSE(電気用品安全法)検査など様々なハードルがあるため遅れていたようだ。
説明書や商品箱も日本仕様。
電気ケトルは、人より多くの製品を試してきた自覚がある。
今回頂いた FELLOW の電気ケトル、個人的にはすごくすごく気に入っている。
他社のケトルと比べて、いい点・悪い点とともに以下にしっかりとレビューするので、参考になれば嬉しい。
日本での正規販売代理店は、京都を拠点としたカフェ&ロースター kurasu。
fellow製品に関するお問い合わせは、kurasuまで。
問い合わせ先:合同会社kurasu hello@kurasu.kyoto
FELLOW Stagg EKG 温度計付き電気ケトル
さて、このFELLOW(フェロー)の電気ケトル、私が何より気に入っているのはデザインと温度設定などの使いやすさだ。
まずデザインなんだけど、、このケトル自体ももちろんおしゃれなんだけど、
何よりこの温度表示のフォントがかわいいの。
こんなところにこだわっている電気ケトル、見たことないよ。
なんだか、細部がいちいちかわいいくて、使うたびニヤニヤしている。
温度設定などの機能の部分は、以下に詳細に説明していく。
温度設定などの使い方
まず、電源コンセントを繋いだら、電源ボタンをカチッと押す。
そうすると、FELLOWのロゴが数秒表示され、温度が設定できるようになる。
右の電源を回して温度を設定。
上に『SET』と表示されてる間は中央部分に設定したい温度が表示される。
設定温度を決めたら1〜2秒で、現在の水の温度に切り替わる。
上の部分が設定している温度、中央に表示されているのが現在のお湯の温度。
ちなみに、何も触らないとそのまま沸騰が始まる。
(電源コンセントを差し込んだ最初の状態は100℃、それ以降は前回設定した温度から始まる)
ここで、他のケトルではあまりない点が、お湯を沸かし始めてからも設定したい温度を変更できること。
私、結構「あ、この温度じゃなかった」という時多い。
他のケトルの場合、一度切って再度温度を設定する必要がある場合がほとんど。
私が今まで使ったケトルでは初めてのような気がする。
細かいかもしれないけれど、これが結構便利。
また、保温機能は、あり・なしが設定可能。
電源ベースの後ろ側で設定する。
『HOLD』となっていたら保温モード。
これは、お湯を沸かしている最中でも切替可能。
切り替える時、ONかOFFが画面に1秒ほど表示されるので後ろ面にあっても分かりやすい。
保温モード(HOLD)がオンになっている時は、沸き終わると数秒おきに『HOLD』と表示される。
保温モード(HOLD)はオンにすると、60分間保温される。
また一度ケトルを持ち上げても、60分以内に電源ベースに戻すと再加熱・保温してくれる。
(保温モードがオフの場合は、5分間の保温 または、5分以内にケトルが電源ベースから持ち上げられるまで保温)
この保温モードなんだけど、感動したのが保温中に音がほとんどしないこと。
保温機能のある電気ケトルでは、だいたいカチッカチッという音やちょっと温度をあげるために沸騰させる音がするけど、これが全く気づかないぐらい音が静かなの。
気にならない人はそうでもないんだろうけど、私結構この保温中の音がうるさくてあまり好きじゃない。
動画撮影中に音が気になるということも大いにあるけど、、、
私にとって、これはすっごく大きな利点。
一つ気になる点といえば、沸き終わった時音が一切しないこと。
あったほうがお湯が沸き終わったと気づくので便利な気もするけど、
温度設定のないケトル(例えばティファールとかラッセルホブスとか)では音しないことのほうが多いから、
気になるかどうかは人それぞれかな、、という感じ。
また、お湯の沸く速度は体感では早く感じたけど気になってちょっと測ってみた。
私が現在使っている Brewista のケトルでは、200ml を 20℃ から 95℃ へ沸かすのに 1分27秒。
この FELLOW Stagg のケトルは、1分30秒だった。
私の手元の誤差も考えると、ほぼ一緒と考えていいと思う。
ちなみに、この速度は私が今まで使った温度設定できる電気ケトルの中ではとても早い方だ。
文句なし。
また、簡単なストップウォッチ機能もついていて、電源ボタンを1〜2秒長押しするとストップウォッチモードに切り替わる。
ケトルのストップウォッチ、私はフレンチプレスとか浸漬式のドリッパーの時によく使ってる。
注ぎやすさ
次に、注ぎやすさについて。
最近発売されているドリップケトルの傾向として、よく重視されている点がドバっとお湯が出ないということ。
注ぎ始めとか、お湯が一気に出て台無しになってしまうということがないように、
お湯の出る量を制限しているドリップポットが多い。
このFELLOWのケトルも十分にそこが考慮されていると思う。
どんなに傾けてもお湯の勢いが制御されているように感じる。
普通に注ぐときはもちろん、
しっかり傾けてもお湯が斜め前にじゃなくて下の方に落ちていく。
注ぎやすい。
また、少し変わった形状の持ち手部分もしっかりと持ちやすいよう設計されたもの。
握りやすいようになっている。
ただ、ここで一つだけ改良してほしい点をあげるなら重いということ。
容量が0.9L(満水時)と少し大きめだからというのもあるかもしれないけど、
結構ね、、ズシッとくるかも。
重さが気になる人は、しっかりと確認したほうがいい。
そこ以外はすごーく気にいっている。
普段から使うケトルになると思う。
FELLOWの電気ケトルを正規代理店として販売しているのは、京都を拠点したカフェ&ロースター Kurasu。
ちなみに、Kurasuでは、Stagg EKG Kettle のほか、
エアロプレスのアタッチメントとして使用できるPrismo(プリズモ)も取り扱い中。
kurasuでは、今後FELLOWの他の新商品(電気ケトルの別カラー)も含め輸入、販売する予定となっている。
fellow製品に関するお問い合わせは、kurasuまで。
問い合わせ先:合同会社kurasu hello@kurasu.kyoto