Cores(コレス)の定番ドリッパー『ゴールドフィルター』がリニューアルしている。
頂いて以来、何度も使っているのだけど、ものすごく使いやすい。
ゴールドのメッシュのところ以外はポリプロピレンを使用しているからとても軽いのだ。
よくあるプラスチックのドリッパーが軽くて丈夫で使いやすいのを想像すると、わかり易いと思う。
ゴールドコーンフィルター&サーバーやチタンコーンフィルターもとても気に入っているのだけど、少し重くて重厚感ある。
それと比べると、これはいろんなコーヒーサーバーにポンッと置けて、
しかもペーパーフィルターが必要ないからすぐにドリップができる。
また、今回リニューアルした箇所は、フィルターホルダーの形状と
ゴールドフィルターのところに目安となるメモリがついたこと。
発売は、2020年6月26日(金)から。
Cores コレス
ゴールドフィルター C246BK
このCoresのゴールドフィルターは、サイズが2種類(C246BK/C286BK)。
C246は2-4杯用、C286は2-8杯用。
今回リニューアルにあたってメモリがついている。
2-5 杯用のC246には約2カップと3カップの位置に、
2-8杯用のC286には約2カップ、4カップ、6カップの位置に。
コーヒー粉は、煎り具合(中煎りや深煎り等)によって重さが変わってくるので、あくまで目安に。
特に、いつも同じコーヒー豆を使用している場合はすごく便利だと思う。
また、もう1つ、今回リニューアルされたのが、このドリッパーホルダー。
以前のドリッパーホルダーはこんな感じ。
今回の方がどこからでも持てるようになっていて、全体的に空気が開放されやすい形状に見える。
このドリッパーホルダーは下の突起でのみ支えるので
ゴールドのフィルター部分にはこのドリッパーホルダーが当たらないようになっている。
隙間があるの、わかるかな。
そして、Coresのゴールドフィルターの特徴を挙げておくと、まず純金コーティングを使用。
ゴールドは、最も酸化しにくく、金属イオンを発生させにくいとされている。
そのため、Coresの純金コーティングしたゴールドフィルターは、
化学変化しにくく、コーヒー豆のピュアな風味・香りを引き出すことができる。
また、よ〜く見るとわかるように、Coresのフィルターの穴は縦長。
縦長の穴にすることで、目詰まりを起こしにくくなり、スピーディーに抽出できるようになっている。
お湯の抜けがスムーズになるようメッシュの穴開けはメッシュ裏側から表面に向かって打ち抜いている。
さらにこの穴はエッチング加工されていて、滑らかな形状になっている。
これによっても、お湯が抜けやすくなり、短時間抽出をさらに促進させ、
スペシャルティコーヒーのフルーティな味をも美味しく抽出できるようにと工夫されている。
ちなみに、このゴールドフィルターはサイズさえ合えば他のコーヒーメーカーにも使用することが可能。
そのため、取り出しやすいように取っ手付き。
ドリップする!
さて、実際にドリップしてると、その軽さがとても使いやすい。
とにかく、とても手軽。
ペーパーフィルターをセットすることも必要なく、粉をいれてすぐに抽出を開始することができる。
また、隙間からも見えるので小さいサイズ(C246BK)だとマグカップにそのままセットしてもいいと思う。
ペーパーでないのでコーヒーのオイル分まで抽出できてコクがある美味しいコーヒーを淹れることができるのがメリット。
抽出の際の分量の目安は、説明書によると以下の通り。
- 豆の挽き具合:中挽き〜中粗挽き
- 粉の量:1カップにつき8g
- お湯の量:1カップにつき150ml
デメリットを挙げるなら、微粉が抽出されてしまうこと。
どうしても粉っぽいのが苦手な方はペーパーフィルターのほうがいいかもしれない。
ちなみに、私は抽出後、一度撹拌して少し待つと粉が下の方に落ちるのでそれからゆっくりカップに注ぐようにしている。
ブラックで飲む時は、下の粉が溜まっている最後の部分は注がない。
ミルクを入れる時は、私はあまり微粉は気にならない。
もう1つはお手入れかな。
ペーパーフィルターのようにまとめてポイではないので少しだけ手間がかかる。
しかし、フレンチプレスと比較すると粉は捨てやすいので、
私個人としてはそんなに気になるほどではないかな、と思っている。
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【メリット】
- ペーパーなしで使えてエコだし手軽
- ほどよいオイル感のあるコーヒー本来の味を楽しめる
- 洗うのがペーパーより少し手間
- 微粉が抽出される(好みによる)
【デメリット】
私は、すごく使ってる。
やっぱり、毎日使う道具は、手軽って大事。