公開日:2015/9/30 最終更新日:2020/10/27
ROKのコーヒーミル【ROK Coffee Grinder GC】
その性能と使い勝手レビュー!
ROKのコーヒーミル【ROK Coffee Grinder GC】その性能と使い勝手レビュー!
『ROK Coffee』は、欧米を中心に20ヶ国以上に展開しているイギリス発のコーヒー器具メーカー。
今回コーヒーグラインダーとコーヒードリッパーを頂いた。
実は私がROK Coffeeを初めて知ったのは5年ほど前。
海外のクラウドファンディングサイトにコーヒーグラインダーが出ていたので出資して、使ったことがある。
少しして手放していたのだけど、その時からまた進化しているという。
実際に、私がその時気になっていた箇所も改善されて使いやすくなっていたので、その点も合わせて紹介できればと思う。
ドリッパーも詳しく紹介したいので、ドリッパーはまた別記事で
2020.10.27 更新
新たにmachi-yaにて掲載されています。
現在amazonなどで発売されているのは、旧型のようです。
ROK Coffee Grinder GC
ROK コーヒーグラインダーGC
ROK Coffee Grinder GC
ROK Coffee Grinder GCの一番の特徴は、
一般的な手動コーヒーミルではあまり見られないこのデザインだと思う。
縦回転で
長いハンドル。
手動だけど完全に
置き型のコーヒーグラインダー。
置いて使う手動ミルの場合、縦回転の方が力が入れやすい。
撮影の時は座っているけど、普段キッチンで立って使う時は特に力が入りやすくていい。
また、底部分は滑りにくいように底にシリコンのようなものがついている。
実は私が最初に出資して届いたROKのミルは、しっかりと固定できるように
底に
粘着力の強いゴムがついていたんだけどこれが結構ベタベタで、、、。
ちょっと移動させようものならホコリなどがくっついて(しかもなかなか取れない)すごく汚くなるような仕様だった。
この部分が改善されているのはすごく嬉しい。
また、一般的な手動ミルの半分以下の回転数でコーヒー豆を挽くことができるという。
一般的な回数(130〜190回)
ROK GrinderGCの場合(62回転)
その秘密は回転軸との間に挟んだギアと長いハンドル。
このギアが見えているところ、回転しているのを視覚でも感じられていい感じ。
ギア部分の素材はアセタール。
取ってはツルッとしているけど、長さもあって持ちやすい。
一般的なというのが、どの程度のコーヒーミルを指しているのかはわからないが、回転数自体は少ないように感じる。
が、あくまで私の体感だが
ハンドルがすごく長い(
半径で約18cm)ので手を動かす幅は他のコーヒーミルより大きいため、
体感としては回転数がものすごく少ないという感じはしない。
いわゆる高性能と言われる同価格帯の手動コーヒーミルと比較するとあまり変わらない。
ちなみに、回転させるとこの内側の棒も回って豆をスムーズに下に落としてくれる。
また、シンプルな構造で分解は簡単。
掃除もしやすい。
刃は
高性能、長寿命なステンレス鋼を使用した刃。
軸が安定するように
ダブルベアリング構造となっていて、
0.058ミリごとの正確な粒度調節が可能。
挽き具合の調節は、ここを回すだけで簡単にできる。
ちょっと挽いて、見てみて、、、という感じで粒度を調節するのだが、
調節がとても簡単で挽いたコーヒー豆もすぐに確認できて、調節はすごくしやすい。
以前のROKのミル、粗く挽きたい時は
刃自体を変更しないといけなかった。
すごく面倒で、、実はそれが手放した理由の一つ。それも改善されている。
説明によると旧バージョンとの大きな違いは、
より安定した粒度とコントロール性の向上と
0.058ミリごとの、細かく正確な粒度調節が可能になったことのよう。
それと、付属のカップがとてもいい感じ。
竹由来のサスティナブルな素材で少しくすんだむらさきのような色味。
軽くて、でも安っぽくなくて、コーヒー豆を移しやすいフォルムですごく気に入っている。
そして、挽いてみたコーヒー豆はこんな感じ。
いろんな挽き具合で試してみた。
分かりやすい中挽きを比較してみる。
私の正直な感想を言うと、コマンダンテと比較すると中挽きに関して均一性は劣る。
ただ、エスプレッソに関しては、しっかりと細く轢ける。
挽き終わったあとはふわふわしている。
そして、エスプレッソは回転数が多くなるためこれだとあまり疲れず挽くのが楽に感じる。
もともとROKは手動のエスプレッソメーカーを出しているので、やはり
エスプレッソに!ということなんだろうと思う。
だから、いろんな挽き方はできるけれど、エスプレッソ挽きをしたい!という人に向いているように感じる。
私はエスプレッソを挽ける手動のコーヒーミルを他にも持っているが、
マキネッタを使う時とエスプレッソを淹れる時は多分これで挽くだろうと思う。
簡単にエスプレッソの挽き具合に調節できて、硬い豆でも挽きやすい。
また、今回メーカーは違うけれど、、という蓋も頂いた。
置いているときにホコリが入らないようになるのはもちろん、
特に浅煎りのコーヒー豆を挽くとたまに豆が外に飛び出すので蓋はあった方がいいと思う。
これ、すごくいい感じ。
2020.10.27 更新
新たにmachi-yaにて掲載されています。
現在amazonなどで発売されているのは、旧型のようです。
ROK Coffee Grinder GC
ROK コーヒーグラインダーGC