以前紹介していた高性能コーヒーミル Zpro や Q2モデル などを発売しているメーカー
1Zpressoから、最上位の日本モデルJPproが登場する。
今回一足お先に使わせてもらったが、正直感動した。
Zpro コーヒーグラインダーとの大きな変更点は以下の4つ。
- 挽き具合を調節するダイヤルが60段階から120段階へ
- 軸の太さが8mmから10mmと変わり刃も大きくなっている
- 持ち手の長さも変更しさらに回しやすく
- 日本オリジナルのデザイン
これだけ聞いてもなんだか魅力的。
細かい性能までしっかりとグレードアップしているのだけど、
何はさておきこのデザインがかっこよすぎる!と思うのは私だけだろうか。
とにかく私好みなのよ。
1Zpresso 最上位日本モデル JPpro
色味は見ている画面よって違いがあると思うが、私の画面上では上の写真が実物に近いような気がする。
デザインを見てみると、今回のカラーはマットなブラック。
光の具合に寄ってはほんの少しだけグレーがかっているように見えるかもしれない。
木の部分もブラックになっているところがまたかっこいい。
持ち手は長さが13mmから15mmへと少しのび、重さは120gから104gへと少し軽くなっている。
これにより、ただでさえ回しやすいと思っていたのにさらに回しやすさが向上しているという。
以前の記事でも触れていたと思うが、1Zpressoのコーヒーミルはすごく回しやすい。
刃の質や構造がいいからあまり力がいらないというのもあるが、
本体が少し細めになっていて、本体を握る手にすごく力が入れやすいのだ。
また、Zproの特徴的なデザインの1つであった持ち手のつまみ部分が丸型(○)から逆三角形(▽)型へと変更になっている。
あの丸いつまみが可愛かったのに〜という人もいるかもしれないが、個人的にはこちらの方が好みだ。
見た目だけじゃなく、持ちやすさの観点からいっても私は逆三角形(▽)が好きだ。
さらに、1回で挽くことができるコーヒー豆の容量もZpro は 25 – 30gだったのに対し、
こちらの JPpro は 35 – 40gと10gも増えている。
実際本体自体がそんなに大きくなった印象はなく、
そう言われると一回り大きくなったかな…と感じる程度。
そして、1Zpressoのコーヒーミルの一番の魅力と言っても過言ではない挽き具合の調節場所も、
Zproと同じく外側の上部についている。
これね、本当に便利。
これが、1Zpressoのコーヒーミルを選ぶ理由になるという人もいるんじゃないかと思う。
0.022mmの微調整能力…!!
そして、今回性能的に一番変わったところといえば、挽き具合の調節部分。
ダイヤルが60段階から120段階へと2倍に。
それに伴い、1回転と1/3ダイヤルが回るようになっている。
ダイヤル1メモリあたり、Zproは0.033mなのに対し、JPproは0.022mmという細かさ。
また、ミル刃の大きさ自体も少し大きくなっていて、
この大きくなった刃をブレなくしっかり支えるために、軸の太さが8mmだったのが10mmへと太くなっている。
比重・密度の高いステンレス刃で砕くでなはなく切るように粉砕するというスタイルは変わらない。
挽きやすく、粒度が均一
挽きやすさは、他のミルと比較してもトップクラスと言って間違いない。
また1回転で挽くことができるコーヒー豆の量も多いので挽き終わる時間も早い。
そして、粒度を見てみても、、、
申し分なく揃っている。
Zproでは少し粗挽きがあまり粗くない、、と書いていたが、粗挽きも粗くなっている。
言うことなし。
私が挽いた印象としてはエスプレッソ挽きがすごく挽きやすかった。
スイスイと細く挽けて、これなら電動でなくても面倒に感じないかも..とさえ思う。
さて、もうひとつ、私がいいなと思ったのがこのケース。
コンパクトだけど、安定感あってこれがあればアウトドアにも持っていける。
中には付属の掃除道具も収納できるようになっていて、
これさえあれば家でも外でも、超快適なコーヒーライフ。
…最高。
そして、最後に分解・組み立て方法の詳細を。
ちなみにJPproでも掃除道具が付属していて、このエアダスターは本当に便利。
JPproの分解・組み立て・掃除方法
JPproもZproと同様細かく分解して、隅々まで掃除できる。
分解した感じはZproと変わらないが少しパーツが少なくなっている。
購入した後、分解したものの組立方法どうだったっけ..となった場合のために一応組立方法を記載しておく。
まず、軸にバネと輪っかをはめる。
この時の輪っかに突起がある方が上。
そして、外刃を本体につける。
この外刃の部分だが、開け締めが通常と逆回転なので、覚えておくと外すときも簡単。
そしたら、先ほどの刃の部分も差し込んで、
下の画像のようにはめこんでいく。
(画像にある下の部品から順に組み立てていく。ベアリング→ドットのついたベアリングの蓋→最後に締めるネジ)
画像の上に来ている部分が実際組み立てるときも上側になるように注意。
特に最後のネジを締める時は、ミルの挽き具合の調節ダイヤルを左回りに回して、
【0】の位置にあることを確認して下の部分が動かないようにしっかり固定して締める。
ここだけは注意が必要だ。
あとは快適なコーヒーライフを!