中国・上海にあるコーヒー器具メーカー Timemore。
これね、実はCAFICTを見てくださっている方から、
『上海のスターバックス旗艦店に売っているコーヒーミルがすごくいいよ』と、教えてもらったもの。
ほぉー、、と思って調べてみたら、すごくかっこいい。
日本のスタバでデロンギのコーヒーメーカーを売っているように、
上海のスターバックス旗艦店で取り扱っているもののよう。
ということは、しっかりいいものなんだろうということが分かる。
日本のスタバで売られているものは、日本が誇る名品が多い。
NANO/ナノの特徴は、見て分かるようにコンパクトさ。
1回で挽けるコーヒー豆の量は約15gまで。
コンパクトなだけでなく、使い勝手もすごくいい。
持ち運び用にはもちろん、手軽に1杯分挽く時にもおすすめ。
Timemore タイムモア
【動画】コーヒーグラインダー 『NANO/ナノ』
コーヒーミル『NANO』の各部詳細
私が購入した分は、上海のスターバックス リザーブで買ったものなので、ミルのハンドル部分にマークが入っている。
このハンドル部分は、ギュッと引っ張ると折り畳めるようになってる。
ハンドルがくっついたまま収納できるのは、かなりいいんじゃないだろうか。
こういう細い筒状のコーヒーミルは、通常ハンドルが別になっていて、ひっかけて使うものが多い。
ちなみに、この蓋部分はただ、ぎゅって閉めるだけなんだけど、磁石になっていて
回してる時、外れにくいし、でも、開ける時はスムーズというなんともすごいスグレモノ。
ハンドルのつまみは逆三角形で小さいながらも持ちやすく、挽く時も挽きやすい。
挽き具合は、ミルの底のダイヤルを回して調節する。
この時は、蓋をした状態で上部を固定してダイヤルを回す(下画像左手のように)。
このNANOの構造の特徴は、2つのベアリングがしっかりとシャフトを固定することで回転する時の滑らかさと同心性が向上し、
より均一にコーヒー豆を挽くことができるようになっている。
刃の材質はステンレススチール。
形状は、とても鋭く研がれたミル刃。
カリタのKH-10のミル刃(画像右)と比べると、そのシャープさがわかりやすい。
ちなみに…コーヒーミルの最高峰とされるコマンダンテと比較するとこんな感じ。
形状と材質は違うけれど、どちらもすごくシャープ(画像右がナノ・左がコマンダンテ)。
さて、では実際に使ってみる。
ミルを使ってみる。
まずは、蓋を開けてコーヒー豆をいれる。
1回で最大約15gのコーヒー豆を挽くことができる。
あとは蓋をしてゴリゴリ回すだけなんだけど…
この時、本体がすごくスリムなのでギュッと力をいれて握りやすく、とても挽きやすい。
またこの本体の表面部分がブツブツになってて(ダイヤモンド・パターン加工というらしい)、
これが滑り止めの効果も発揮してくれる。
挽目もとても均一に挽けていると思う。
ちょっとコマンダンテと比較してみよう。
目で見た感じの比較なのでなんとも言えないけど、、、
どちらも、とても均一。
目で見ただけではこっち!と判断できないぐらい。
そして、最後にミルの掃除の方法も。
ミルの掃除方法
実は、私が持っているNANOでは、2種類の掃除方法ができるのだけど、
(2020.06.08現在)最新のNANOでは掃除の方法が1つだけになっている。
私の(旧バージョン)では、上のベアリングを外しての解体して掃除が可能だったけれど、
現在はミルの刃を外して掃除する方法のみできる。
最新バージョンの掃除方法
掃除は、挽き具合を調節するダイヤルを回して外して分解する。
パーツは、これだけ。
掃除は簡単で、分解した後、組み立てるのに迷うこともないと思う。
一応、旧バージョンの掃除方法ものせておく。
旧バージョンでのみできる掃除方法
旧バージョンでは、上のベアリングを回して簡単に外すことができるので、
上のベアリングを外したら中心の棒(シャフト部分)を下から取り出す。
あとは、粉を払うだけ。
これ、挽き目調節のダイヤルを回さないで掃除できるから
掃除した後、また挽き目を調節しないでよくてすごく便利なんだけどな。
さらに、このNANOは、アップグレード版のNANOsというバージョンが発売されている。
何が違うのかというと、刃の部分の材質。
NANOsでは、カーボンスチールにチタンコーティングが施されている。
とても硬度が高く、挽き目の均一性を高め、刃の耐久性も優れているということらしい。
また、TImemoreでは、NANO以外に大きなサイズのコーヒーミルも発売しているので、
サイズが大きい方がいい方は見てみるといいかも。
デザインは少し違うけどね。
NANOは、とてもとても愛用中。