手動式のエスプレッソメーカーやコーヒーグラインダーなどで知られる
イギリスのコーヒー器具メーカーROK Coffeeから発売されているドリッパー
『W1 Filter』が見たことないフォルムで斬新。
コーヒーミルと一緒に頂いたので使ってみる。
一番の特徴はなんと言ってもこの中の円錐状の出っ張りだろう。
これがあることで、ドリッパー内はW型になり、抽出の際の圧力差が軽減され、誰でも美味しくドリップできるという。
また、素材も竹とガラスの複合材とプラスチックとガラスの複合材からできていて、
プラスチックの様に軽いのに安っぽくない質感がすごく気に入っている。
ROK W1 FILTER
W1 Filterは、2つに分解できる。
筒状のものはフィルターをフィットさせるためのもので、実際にドリップする時には使わない。
このドリッパー受けの部分に、
軽くドリッパー本体をはめるだけで固定される。
なので穴自体は細い円状のものになり、あまい大きいとは言えない。
フィルターは、どうやってはめるんだろう、、と最初見たときに思ったものだが、
こうやって先端部分を合わせて押し込むだけで思った以上に簡単にセットできる。
(普通の円錐形ペーパーフィルターが使える 例:HARIO 02)
手である程度セットしたら、この筒状のものでしっかりと折り目をつける感じ。
これは対して手間にはならないと思う。
あとは粉を入れてドリップするだけ。
ドリップ方法は色々試してみたけれど、好みもあるし、
初めての形状なのでいろいろ自分なりのドリップ方法を考えるのもまた楽しみの一つになると思う。
だが、圧力差を考えて作られたドリッパーであるから、お湯は中央の円錐部分より超えないほうがいい気がする。
あとは穴が大きいわけじゃないのでしっかり濃く抽出できるというのも特徴だ。
ROK Coffee GrinderGCは細く挽く方が得意だから、細めに挽いてじっくり濃いコーヒーをいれて加水(お湯でうすめる)してもいいし、粗目に挽いて抽出するのも私は結構好きだった。
軽くて扱いが楽なので気軽に使えるのも、私には高ポイント。
新しい器具を試すのは楽しい。
Makuakeにて、2020年9月6日まで。