BONMAC(ボンマック)の電動コーヒーミル BM-250Nに、
大阪にあるカフェ CAFE L’ETOILE DE MER 別注カラーグレーが登場している。
今回頂きましたので、早速レビューを。
ボンマックといえば、業務用家庭用ともに多くの種類のコーヒー器具を発売している。
私の印象はというと、ブルーボトルコーヒーの最初のドリッパーはボンマックのドリッパーに
ブルーボトルのロゴをあしらったものだった、、というとこかなぁ。
私の場合は、それがボンマックを詳しく知るきっかけだったと思う。
頂いたグレーは、どこか工業製品のようで、男前な雰囲気なんだけど
グレーが柔らかい色味でどこか可愛らしい。
さて、今回紹介する電動コーヒーミル BM-250Nだけど、
カリタのナイスカットミルとよく似ている、、、気がするのは私だけじゃないと思う。
購入する際、悩む方も多いと思うから、比較もしておきたい。
BONMAC ボンマック
別注カラー 電動コーヒーミル BM-250N
別注カラーのグレーは、ツルリとした質感の濃すぎず薄すぎずの絶妙なカラー。
ホッパーがオレンジだから少し男前な感じの印象。
刃の形状は、カッティング式で2つのディスクのような円盤形の刃が向き合って回転することでコーヒー豆を粉砕するタイプ。
カッティング式は、均一度には多少のばらつきがあるもののスピードが早く、カットするので熱が出にくく香りが飛びにくい。
そして、私の印象としては音も他の電動ミルと比べると小さいと思う。
挽いた感じとしてはスピードがすごく早い。あっという間に挽き終わる。
挽き具合は1〜8まであって、ダイヤルで調節する。
エスプレッソ挽きには対応していない。
また、少し気になるのは静電気。
後述で比較しているが、カリタのナイスカットG(ナイスカットミル)も同じで、このタイプは静電気が発生しやすい。
なので周りに結構飛び散る。
機能というより、使い勝手において、大きなマイナスポイントの1つにはなると思う。
ホッパーの容量は250g。
粉受けも同じく250g。
私が実際に使う時は、少々この粉受けは使いにくいので違うカップを使っている。
そして、最初にも書いたが、このボンマックのコーヒーミルを購入するときに
カリタのナイスカットミルを検討する方は多いと思う。
だって、とてもよく似ている。
大きく違うのはお値段。
ボンマックのほうが価格がとてもお手頃だ。
私は廃盤になったナイスカットミルを持っているので(今はナイスカットGとなっているが性能は変わらない)比較してみたい。
ちなみに、、、現在CAFE L’ETOILE DE MERではグレー以外にもDeserto Rosso(デゼルト・ロッソ)という可愛らしいピンクも発売していて、ナイスカットGにも別注カラータスカンブルーとケスウィックグリーンの2カラー発売している。
一度買ったらずっと使うものだから、いろんなバリエーションのカラーがあるのはすごくいい。
ボンマック BM-250NとカリタナイスカットGとの比較
形状はとても似ていてクラシカルなタイプ。
構造も基本的には似ている。
スイッチは同じく後ろ側に。
挽き具合の調節も同じく1〜8まである。
粉受けの形状もよく似ているけど、ボンマックは前から
カリタは横からはめ込む感じ。
分解してみると、
パーツもよく似ている。
まずは刃の形状から。
左)カリタ ナイスカットミル
右)ボンマック コーヒーミル BM-250N
刃の形状は、カリタの方に深い切り込みが風車のように入っているのが大きな違い。
あとは、ボンマックにだけこの小さな固定ピンというのがついていて
組み立てるときに、刃の位置を固定させるように凹みに合わせて入れ込む必要がある。
(ちなみに平らな方が外側)
挽いたあとの静電気の感じも同じぐらい。
挽いた豆も一応比較しておく。
段階1(一番細挽き)
左)カリタ 右)ボンマック
段階4(中挽き)
左)カリタ 右)ボンマック
段階8(一番粗挽き)
左)カリタ 右)ボンマック
粗挽きはカリタのほうが粗くなる。
もしあと他に違うところがあるとすればモーターかな..(詳細はわからないからなんとも言えない)
どちらもクラシカルなデザインと間違いのない性能でずっと変わらぬ人気の機種。
私だったら、、、デザインやカラーで好みな方を選んでしまうかもしれない。