先日、Kalita(カリタ)のコーヒーグラインダー NEXT Gに、
九州限定色として、ホワイトが登場すると紹介したのだが、
今回は使ってみた器具の性能についてのレビューを書いてみようと思う。
ちなみに、このコーヒーグラインダーは、カリタさんからお借りしたサンプル品。
実は、私が最初に購入した臼式据え置きタイプのコーヒーグラインダーは、カリタのナイスカットミルだった。
(もう廃盤になっている方)
今でも全然現役だし、性能としては申し分ない。
デザインもクラシカルですごく気に入っている。
だが、唯一気になったのが静電気による粉の飛び散りだ。
正直に言って、使っている人は誰もが同じ悩みを抱えているんじゃないかと思う。
まぁ、毎回丁寧に掃除すればいいだけなんだけどね。やっぱり面倒。
という話をしたのも、今回紹介するネクストGは静電気除去装置が搭載されているのだ。
結構なお値段がするこのコーヒーミルを購入する人は、そこを重視する人も少なくないと思う。
実際使ってみると、その粉の飛び散らなさに感動を覚えるほど。
「やっぱり粉が飛び散らないって最高!」
これが、正直な感想。
Kalita カリタ
コーヒーグラインダー NEXT G /ネクストG
さて、まず一番最初に私が実物を見た時に感じるのは、その細さ。
すごく高性能なコーヒーミルなのに、華奢だ。
質感もマットなところがいい。
カラーは、今回借りたのは九州限定色のホワイトだけど、
もともとはアーミーグリーンとスモーキーブルーの2色が発売されている。
カリタのロゴは横に。
コーヒー豆の挽き具合は、前面にあるダイヤルで調節。
カチカチカチと簡単に調節できるし、分かりやすい。
スイッチは前に。
ホッパーには、豆をストップさせるものがついていて、
これを横にスライドすると豆が下に落ちているようになっている。
家庭用のコーヒーミルでこれがついているのは、あまり見たことがないかも。
(富士珈機のみるっこには、付いている)
ということで、、というと言い訳がましいのだけれど
ミルを動かし始めてからコーヒー豆を下に落としてやるとコーヒーグラインダーの寿命が長持ちするらしい。
上の動画では逆になってます(豆を落としてからスイッチ入れている)、すいません。
YouTubeのコメント欄で教えてもらった。
ありがとうございます。
調べてみたところ、他にも、ミルを起動して回転がトップスピードになる前に豆を挽くことになるので、
挽気具合にバラつきが出ることがあるという理由もあったり。
寿命に関しては、最初にコーヒー豆が入っていると起動する時に少しモーターに負担がかかるからのようだ。
刃の部分はセラミック製。
分解は、ドライバーさえあればすごく簡単で、お手入れも比較的楽だと思う。
そして、この粉受けは、シルバーなのがすごく好み。
蓋はつけないで使う人も多いようだが、個人的にはドリッパーなどにコーヒー粉を入れやすいので付けた方が好み。
全然こぼれない。
ちなみに、下の部分は外すことができて、少々コーヒー粉がこぼれたとしても外してサッサ。
さて、カリタのWEBサイトを見てみると、このコーヒーグラインダーの高性能な点として以下の3つが挙げられている。
- 粉の飛散を防止
- 豆粒度の安定化
- 優れた静音性
まず1つは、冒頭でも述べた静電気による粉の飛び散りが少ないこと。
この点については、最高!の一言。
2つ目の粒度の安定化(粒の大きさの揃い具合)は、モーターの回転数低減させることで、飛躍的に向上させたのだとか。
実際に、豆を挽く速度は結構ゆっくり。
少し多めに豆を挽いたりなんてすると特に「確かにナイスカットミルよりも時間かかるな」と、感じる。
粒度はちょうど真ん中で挽いてみて、こんな感じ。
また、3つ目の静音性については、「すごい静か!」と感じるほどではないかな。
そう言われるとナイスカットミルよりは静かかな、、と感じるぐらいで、
もうひとつ使っている Wilfa のコーヒーグラインダーも、結構静かなのでね。
あとは、時間がかかる分、静かだと感じないのかもしれない。
音については個人差があるのであくまで参考程度でお願いします。
最後に私の使った感想を一言でまとめると、、
挽いた後の粉が飛び散らず、コーヒー粉をドリッパーに移しやすいというのは最強。
「お値段が高いけど、その分やっぱりいいな。」と感じることができると思う。