HARIO(ハリオ)から発売された浸漬式ドリッパー スイッチ。
浸漬式(しんししき)と読みます。
浸漬式とは、お湯に浸してコーヒーを抽出する方法のこと。
要は、コーヒー豆とお湯を入れて数分待って、スイッチ押すとドリップされてコーヒーが完成!というもの。
似たようなコーヒー器具で言うと、クレバードリッパー。
私、クレバードリッパー、愛用者。
なので、ハリオはどんな感じなのかなァ..と、期待して購入です。
HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ
【動画】ハリオの浸漬式ドリッパー スイッチで
細部の仕様
さて、いろいろ気になるところですが、構造を簡潔に。
まず、淹れることができるコーヒーの量は、約1〜2杯分。
20gのコーヒー豆に、約240mlのお湯をいれて、抽出します。
スイッチ部分と、ガラスドリッパー部分は取り外し可能。
ちょっと驚いたのが、スイッチの構造。
なんと、中央部分にステンレスの球体が入ってます。
裏から見るとこんな感じで、
この透明のスイッチ部分が球を上げ下げすることで、コーヒーが抽出できるようになってます。
ちなみに、この球体は、凹凸にひっかかって出ないようになっているのでなくす心配はなさそう。
そして、スイッチとなるこの透明な部分も取り外し可能。
引っ掛けるように、はめ込むだけとなっています。
予想外の構造だ、、、
ちなみに、この透明部分が球体を下から持ち上げるとコーヒーが落ちてくるので
下の画像のようにスイッチが上に持ち上がってる状態で、コーヒー粉とお湯を注ぎ、
カチッと、下に下ろすとコーヒーが抽出される、ということになります。
とりあえず、コーヒーを淹れてみる。
さて、兎にも角にも、使ってみます。
1. フィルターをセット
ペーパーフィルターをセット。
好みでお湯をペーパーに通したら、、(私はリンスする派)
忘れずに、スイッチを上げておきます。
2. コーヒー粉を入れる
中細挽きで、20g。
3. お湯をいれる
お湯をいっぱいまで注ぐ(約240ml)。
好みで、混ぜる(撹拌する)。
混ぜたほうがよりコクがあるコーヒーを抽出できます。
私、濃いめが好きなので、混ぜます。
4. 2分待つ
約2分ほど待ちます。
クレバードリッパーや、フレンチプレスなど浸漬式というと
大体4分のイメージですが、説明書によると2分で、いいみたい。
5. スイッチを押してドリップ!
スイッチを押すと、コーヒーが待ってましたとばかりに注がれていきます。
あとは、抽出が終わるまで待って、、
完成!
さて、味ですが、、、美味しい。
ちゃんと抽出できてます。
満足のできる味。
コーヒーやお湯の分量、浸漬時間などは好みで調整していく感じで。
さて、実際に使ってみて、正直な感想ですが
スイッチ部分が少し使いにくいかなと、思ったりもしたんですが
一番のポイントはですね、、、お手入れな気がします。
手洗いでも、すべて簡単に分解できるのでしっかり洗える!
しかも、食洗機対応!
と、私が思うのにも、訳があって。
個人的にクレバードリッパーで一番使いにくい部分が洗いにくいという点なんです。
抽出部分を分解してまで洗うとなると、結構面倒。
でも、これだと洗いやすくていつもピカピカ。
そしてもう1つ。
取り外しできるドリッパー部分が、ガラス透過ドリッパーなので、
普通のドリッパーとしても使える!というところ。
浸漬式だと2杯弱ですが、ドリッパーとして使用するなら4杯までいけます。
しかも、ハリオのドリッパーだから、美味しいコーヒーが抽出できる。
イマイチかな、、と思う点としては、
デザイン的に黒いシリコン部分が、ちょっとゴツい。
そして、スイッチ部分がもう少し使いやすいと嬉しいなぁという感じ。
スイッチ部分に関しては、慣れもあるかな。
- 誰でも同じ味で抽出できる
- 浸漬式だけど、ペーパーを通すので微粉がなくクリアな味
- 分解できて洗いやすく、食洗機も対応
- ドリッパーを外して、通常のドリッパーとしても使える
- 黒いシリコンの部分がゴツい
- スイッチが、はめ込んでいるだけなので少し頼りない
どうですか?
個人的には、かなり使いそうです。