この度、電動コーヒーミルを買い替えました。
買い替えた理由は、また後ほど書くとして、
今回私が選んだコーヒーミルは、
最近、多くのコーヒーショップで取り扱っているのをよく見かける
Wilfa SVART Aroma コーヒーグラインダー。
Wilfaというノルウェーのメーカーは、
以前CAFICTではコーヒーメーカーを紹介していました。
そのコーヒーメーカーと同じく、このコーヒーグラインダーでも
Tim Wendelboe(ティム ウェンデルボー)氏が開発に関わっているんですよね。
Tim Wendelboe(ティム ウェンデルボー)氏は、北欧並びに世界のコーヒー業界を牽引すると言ってもいいバリスタ。
きっと、世界一有名なバリスタなんじゃないかと
ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ2004のチャンピオンでもあります。
まずは、このコーヒーミルのポイントから。
そして、実際に使ってみます。
Wilfa SVART Aroma/アロマ
今回購入したはWilfa SVART Aroma(アロマ)は、最近新たに発売されたもので
既に発売されていたWilfa SVART Nymalt(ニマルト)より、
モーター回転数を下げることで、コーヒー粉の粒度の均一性が向上し、摩擦熱も最小限に。
さらに、グラインド中のモーター作動音も少し抑えられています。
Wilfa SVART コーヒーグラインダーのポイントは、以下の6つ。
- 挽き段階は、Tim監修の17段階(スティーピングからモカまで)
- 挽き時間を設定できるタイマー機能付
粉が全然散らからない
挽く時に散らからない- コニカル刃使用
- お手入れが、とにかく簡単
- コンパクト
1. 挽き段階は、エアロプレス用だってある
さて、挽き具合ですが、17段階。
目安として、
- Steap スティーピング
- French Press フレンチプレス
- Filter フィルター
- Aeropress エアロプレス
- Mocca モカ
に、マークがついています。
エアロプレス用のがあるって、珍しい。
最近、エアロプレス始めたので素直に嬉しいです。
ちなみに、スティーピングとは、
カップにお湯とコーヒーの粉をしばらく漬けておいて、上澄みだけを飲むことだそうで、一番粗挽き。
モカはですね、一番細挽きになっています(エスプレッソ用)。
多分ですけど、イタリアの家庭では、エスプレッソを作るときに、直下式のエスプレッソ器具『モカ』を使うということらしいので、そのモカかなと。
ビアレッティのモカエキスプレスとかが、そうですよね。
あとで、挽き具合もチェックしてるので、それで確認してみてください。
2. 挽き時間を設定できるタイマー機能付
あるとちょっと嬉しいタイマー機能。
簡単に言うと、その時間が経ったら、ミルが止まるようになっています(最大30秒)。
実際は、スタートボタンをもう一回押すと止まるので
コーヒー豆を挽いている間、違うことをしたい時とかに設定していたら、勝手にとまってくれるので、「便利だよ!」ということですね。
一応、豆の分量と挽き時間の目安が説明書にのっていたので、メモ的に。
【豆の分量と挽き時間の目安】※あくまで目安
豆の挽き方 | 豆の分量 | 挽き時間 |
---|---|---|
スティーピング | 85g | 30秒 |
フレンチプレス | 83g | 20秒 |
フィルター | 80g | 30秒 |
エアロプレス | 23g | 10秒 |
モカ | 16g | 10秒 |
3. コーヒー粉が、散らからない!!
Wilfaのコーヒーグラインダーで挽かれたコーヒー豆は、この粉受けに。
引き出し式になっているので挽いている時全然散らからないです。
実は、私がコーヒーミルを買い替えた理由はこれです。
カリタのナイスカットミル(旧型)を使用していたんですが、静電気がすごい。
これが、結構私の中でストレスになっておりまして。
でも、「ほしい!!!」と思うコーヒーグラインダーが、いまいち見つけられず、ずっと使っておりました。
なので、Wilfaのコーヒーグラインダーは、念願なんですよね。
Wilfaのコーヒーミルに変えて、ノーストレスの日々を送っております。
2019.02.19 追記-
ずっと使っていて気になったので、追記を。
コーヒー粉受け外した時、粉が落ちますので『全く、少しも散らからない!』というわけではないです。
4. コニカル刃使用
低速で、すりつぶすようにコーヒー豆を粉砕する、コニカル刃を使用。
フラット刃と比較すると微粉が少ないとも言われています。
お手入れ、超簡単!
これがですね、すごくいいんですよ。
コーヒーミルの掃除って、結構分解とか大変なイメージありますよね。
というか、実際、かなり面倒でした。
でも、なんと、Wilfaのコーヒーグライダー、ホッパーを外すと(回転したらすぐ外れる)、
上の刃(ディスク刃)が、、手ですぐ外れる!
日々、簡単に掃除できる。
では、あとの細かい仕様は、実際に使ってみて説明を。
使い方は、シンプル!
さて、使い方は説明するまでもなく、簡単です。
まず、挽き具合をホッパーを回して調整。
スイッチオン!
できた。
パカっと開けて、、
この出っ張りから、コーヒー豆を移します。
粉を移す時は、やっぱり静電気はありますね。
2019.02.19 追記-
粉をドリッパーにうつしにくいというのが、一番気になるところです、、
そして、こだわりが強い人ほど、気になるであろう挽き具合。
挽き具合は、どう?
参考までに。
左から、スティーピング、フレンチプレス、フィルター、モカ。
一番細かいモカは、細かいからというのがあると思いますが、すごくきれい。
荒いと、少々ばらつきが目立ちますね。
一番使うであろう、フレンチプレス/左と、フィルター/右。
せっかく手元に、ナイスカットミルがありますので、比べてみましょう。
ふむ、、
荒いと結構ばらつきがあるなぁ、、と思ってたんですが
カリタの方もやっぱり荒い方はばらつきがありますね。
まぁ、多少ばらつきあるかなと思いつつも、比較してこんな感じだったら私は範囲内。
ひたすらに挽き目の統一感にこだわるというのであれば、
もう少し高価なコーヒーミルがいいかもですが、
私は、この値段で、この性能で、このデザイン、コンパクトさはすごくいいと思っています。
そう、お値段がちょうどいいんです。
手を出しやすい。
そして、Fuglen(フグレン)、TAOKA COFFEE、LiLo Coffee Roastersなど、
そうそうたる有名コーヒーショップで販売されているということも、このコーヒーミルを買う大きな決め手になりました。
ぜひ、参考になれば。