気になっていたrecolt(レコルト)のコーヒーグラインダーを頂いた。
このコーヒーグラインダーの特徴はコンパクトで軽く、
価格はリーズナブル。
なのに、フラットカッター式ミルを採用。
実物が届いてみると凄くコンパクトで可愛らしい。
しかも持ってみるとすごく軽い。
最初に言っておくと、注意すべき点は比較対象は1万円以上する臼式のコーヒーグラインダーではなく、
価格帯から見てもプロペラ式や充電式のコーヒーグラインダーというところだろう。
手軽に最初に買ってみる電動のエントリーミルとしておすすめだ。
recolt レコルト
さて、使い方は簡単。
コーヒー豆を入れたら、挽く杯数と挽き具合を選んでボタンを押すだけ。
挽く杯数というのは、時間ではかるようになっている(1杯分 / 約10秒)。
コーヒー豆は大きさや煎り具合(深煎りとか浅煎りとか)によって重さは同じでも量が変わるので、
正確な重さではなく、あくまで目安と考えるのがいい。
挽く杯数は電源ボタンの周りを回転させて設定。
1人分〜8人分まで設定できる。
最大容量100gまでとなっていて、本体はすごくコンパクトなのに容量が思いのほか大きくてとても便利だ。
挽き具合はサイドのダイヤルを回すと簡単に設定できる。
Coarseは、粗挽き。
Fineが、細挽き。
刃はステンレスのフラットカッター式ミルを採用。
2枚の円盤状の刃が上下で回転することでコーヒー豆を粉砕する仕組み。
カッター式というと、鋭い刃のもので切り刻むようにコーヒー粉にするものが多いが、
刃の形状を見てみるとあまり鋭利ではないので臼式のようにすり潰すように粉砕している印象。
さて、詳細を説明するには実際に使ってみるのが一番いい。
使う時は、ホッパー(コーヒー豆を入れるところ)がしっかりとロックになっているかチェック。
ロックがカチッとかかっていないと作動しない。
あとは挽き具合と杯数を設定したら、ボタンを押すだけだ。
プロペラ式と比較すると分かる良さは、コーヒー粉の取り出しやすさ。
上の画像の粉受けにコーヒー粉が出てくるわけだけど、ドリッパーに粉がすごく移しやすい。
プロペラ式のコーヒーミルは特にプロペラ部分に静電気でコーヒー粉がくっつくので
すごくドリッパーにうつしにくいというのが欠点のひとつ。
それどころか、結構高いコーヒーミルでも静電気でドリッパーに移す時こぼれやすかったりするから、これってすごく便利。
もちろんコーヒー粉は多少内側にはこうやってつくけれど、
大抵のコーヒーミルでこうなるし、それと比較するとむしろ汚れていないほうだと思う。
私はコーヒー粉用として使っているミニ掃除機でいつも吸っている。
粉の揃い具合は、こんな感じ。
プロペラ式のコーヒーミルより均一だ。
挽き具合別に見てみると以下のように。
上の画像見る限り、粗挽・中挽きはいいけど、細挽きは少し細めになるという程度。
マキネッタなどには難しそうだ。
ちなみに、音はプロペラ式のコーヒーミルぐらい大きい。
プロペラ式電動ミルより少し高いかもだけど、プロペラより絶対便利。
ただ、収納はしにくいので、出しっぱなしにしておく感じになると思う。
その分容量が100gと大きい。
でも、写真では分かりにくいかもしれないが他の臼式などに比べるとすごくコンパクト。
写真より実際見たほうがきっとかわいい。
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Coffee Grinder grinder RCM-2
- 容量:約100g/深煎り豆時
- サイズ:
→収納時:約 幅18.2cm × 奥行13.3cm × 高17.8cm
→使用時:約 幅18.2cm× 奥行13.3cm × 高25.0cm