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クレマにこだわったマキネッタ、Cremiu(クレミウ)。
クレマにこだわったマキネッタ、Cremiu(クレミウ)。

Cremiu クレミウ

今回『Cremiu(クレミウ)というマキネッタを頂きました。
初めて聞く名前のマキネッタです。
イタリアの某有名モカポットメーカーと同じ工場で生産しているそうです。

さて、この Cremiu の大きな特徴は、マキネッタなのにクレマができること。
マキネッタといえば、簡単にエスプレッソのような濃いコーヒーができる器具ですが
一部機種しかクレマが出るような感じのはなく、クレマがでないのが一般的。
(ビアレッティのブリッカはクレマがでますね)

そして、もう一つの大きな特徴がマキネッタなのに極細挽きが使えること。
マキネッタというと極細挽きは使えないのが普通で、極細挽きよりも少し粗いぐらいの細挽きを使うのが一般的です。
でも、このCremiuは、極細挽きが使える
ということは、それだけ圧力をかけることができるということですよね。

私が普段愛用しているマキネッタがちょうどクレマのでる ビアレッティのブリッカ なので、今回は比較もしてみたいと思います。

Cremiu クレミウ

Cremiu クレミウ

デザインはよくあるモカポットと同じ。
抽出しているところが見えるように上が透明になっているところ、いいですよね。

Cremiu クレミウ

構造も基本的には変わりません。

Cremiuの使い方

Cremiu クレミウ

早速使っていきます。
推奨分量はの以下の通り。

・水:80ml
・コーヒー 深煎り:18g
・挽き目:極細挽き

ですが、少し調整が必要だと思います。
私の使っているコーヒー豆だと18gは、多すぎて入り切らず。
私は14gがちょうど良かったです。(私はマキネッタの時は深煎りを使っています)
これは好みに応じていろいろ試してみてください。
個人的な意見ですが、そんなに神経質にならなくても美味しいコーヒーが抽出できます。

まずは、底部分(ポット)に水を入れます。

Cremiu クレミウ

水も好みに応じて量を調節できますが、必ず減圧弁(矢印のもの)より下になるように気をつける必要があります。

次にコーヒー粉を入れます。

Cremiu クレミウ

Cremiuは、極細挽きでも大丈夫なので極細挽きで
他のマキネッタを使用する場合は極細挽きは使えないのが通常ですのでお気をつけて。

縁部分にコーヒー粉が残っていると隙間ができて圧力が漏れてしまうのでしっかりと縁周りのコーヒー粉はしっかりとはらっておきます。

この時、マキネッタはタンピング(ぎゅーっとコーヒー粉を押し込んでセットすること)はしません。
ふんわり指で粉をならす感じで。

ちなみに、私はバスケットにコーヒー粉を入れてからポットにセットしてます。
そうじゃないと、こうなって、、粉を掃除するのが大変、、

Cremiu クレミウ

あとは、蓋をしっかりギュッと閉めて、火にかけます。
うちはIHなので、今回Cremiu クレミウ IHヒーティングプレートというのも頂きました。
IHでもマキネッタが使える便利なプレート。

Cremiu クレミウ IHヒーティングプレート

ちなみに、IHだけじゃなく、ガス(直火)でも使うと火力のコントロールがしやすくなっておすすめだそう。
必ずマキネッタを置いてから、IH電源を入れるようにと注意書きが。

Cremiu クレミウ IHヒーティングプレート

私は3〜4分で抽出が始まりました。(我が家のIHでは、火力3で抽出しました)

Cremiu クレミウ IHヒーティングプレート

シュ〜ッという音とともにクレマのあるコーヒーが抽出されます。
この瞬間、見るのすき。

コーヒーが抽出されてきたらすぐに火からおろして、抽出が終わったらできあがりです。
クレマ、しっかりできました。

Cremiu クレミウ IHヒーティングプレート

また、今回豆の投入をサポートする専用リング、ドーシングリングと、
抽出の際にコーヒーが飛び散るのを防いでくれるスプラッシュガードをオプションでつけることができます。

ドージングリングはコーヒー粉をバスケットに入れやすくするためにつけることができる輪っかのようなもので

Cremiu クレミウ ドージングリング

スプラッシュガードはコーヒーが抽出される先端にのせておくことで抽出の際コーヒーが飛び散るのを防いでくれます。

Cremiu クレミウ ドージングリング

Cremiu クレミウ ドージングリング

ちなみに、スプラッシュガードはなくても蓋を閉めておけば特に問題なく抽出されます。
ドーシングリングは、あると便利かも。

Cremiu クレミウ 抽出

Cremiu(クレミウ)の構造は、蒸気圧の調整バルブが煙突部分にあり、通常はバネの力で弁が閉じています。
火にかけて、水が加熱されると容器の中で膨張し、高まった蒸気圧でバルブの弁が押し上げられ、一気に上部にエスプレッソが抽出されるという仕組み
です。

これが調整バルブ。

Cremiu クレミウ

また、Cremiu(クレミウ)の大きな特徴のひとつですが、この調整バルブは取り外すことができて、締め具合を調節することでかかる圧力を調整することができます。

調整バルブは抽出部の底部分にセットしてあるので、調節する場合はドライバーなどで外します。
(ちなみに購入当初は調整バルブは外れている状態で届きます)

Cremiu クレミウ 調整バルブ
Cremiu クレミウ 調整バルブ

圧力をかけた方がより細かいクレマを楽しむことができますが、締めすぎると圧力がかかりすぎて危険なので、
少しずつ調節するようです。最初は標準の仕様となっています。
詳しい説明書と動画がついてきて、わかりやすいので心配いりません。

このバルブでクレマを調節できるというのはCremiuだけですね。
暑くなってきたこの時期、冷たいアイスラテにすると最高でした。

アイスラテ

クレマを出すコツ

Cremiu クレミウ

さて、クレマ、なかなか出ないという時のポイントを。
まず最も大切なことは、鮮度がいい挽きたての豆を使うこと。
ほとんど場合は、これが原因かなと思っています。
新鮮なコーヒー豆を使うだけでクレマは抽出されると思います。

そして、もうひとつ考えられるのは火力が強すぎること。
抽出の際にクレマが出てもずっと火にかけているとあっという間にクレマは消えてしまいます。
抽出が始まったら火から降ろしてすぐにカップなどに注ぐのもポイントかもしれません。

ビアレッティ ブリッカとの比較

さて、クレマができるマキネッタといえばビアレッティ ブリッカも有名ですね。
私が愛用しているマキネッタの一つです。

せっかく持っているので、ちょっと比較してみたいと思います。

Cremiu クレミウ

私ができる範囲での比較なので、完璧な比較にはならないかもしれませんが参考程度に。

クレマができるようにブリッカは先端に、Cremiuは内部にバルブが入っています。
左がビアレッティ ブリッカ、右がCremiuです。
(ちなみに、ドーシングリングはどちらもつけることができました)

Cremiu クレミウ

同じコーヒー豆と量、同じ水の量、同じ挽き具合、同じ火力で試しました。
気になるクレマを比較してみます。

ビアレッティ ブリッカ

ビアレッティ ブリッカ クレマ
ビアレッティ ブリッカ クレマ

Cremiu

Cremiu クレミウ クレマ
Cremiu クレミウ クレマ

エスプレッソマシン Jula

エスプレッソマシン Jula クレマ
エスプレッソマシン Jula クレマ

量で言うとブリッカが多いですが、見た目からわかるようにCremiuの方がクレマが細かくクリーミーという感じですね。
(私はブリッカにかなり慣れているので本来ならもっとCremiuでもクレマを出せるのかもしれませんが、何度かやってみても同じ感じでした)
味はCremiuの方が私は濃く感じました。

Cremiuもブリッカも多少違いはありますが、どちらもクレマのあるコーヒーが楽しめる、という点では変わりません。
ただ、クレマにこだわって自分好みのコーヒーをいろいろ試したいならCremiuかな。

また、Cremiuは何度も使ってみましたが、なぜかクレマがあんまり出ない時がありました。
少し粉の量や温度など調整とか必要なのかもしれません。
なので、こだわりたい派向けと言う感じがします。

マキネッタ、コーヒーが抽出されるビジュアルも好きなんですが、やっぱり個人的には手軽さ。
電動ミルさえあれば、慣れてしまえば準備するまでに大袈裟じゃなく3分ほどでできます。あとは火にかけるだけ。
(慣れるまでは何度か試行錯誤が必要かもしれませんが、、、)

マキネッタ、ぜひ。

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