Brewistaは、2014年に結成されたコーヒーウェアメーカー。
最近、Brewistaの電気ドリップケトルやスケールをカフェで見かけることが増えてきました。
今回紹介するのは、Brewsita(ブリューイスタ)から2019年9月より発売になっている、
World Brewers Cup 2014チャンピオン ステファノス・ドマティオティスが監修した
GEMシリーズのドリッパーとコーヒーサーバー。
このシリーズはですね、ドリッパーが蓋付きであることが珍しいし、
更にコーヒーサーバーのフォルムもかなり特徴的なデザイン。
先日のSCAJで詳しく聞いてきましたので、しっかり紹介しておきたいと思います。
Brewista ブリューイスタ
GEMシリーズ ポーセレンドリッパー
まずは蓋付きのドリッパー。蓋付きのドリッパーは知っている限り他にはありません。
サイズは、2〜4杯用。
上にはぽっかりと穴が開いています。
ちなみに、ペーパーフィルターは、円錐型フィルターを利用することが可能。
フォルムは六角形で、リブは上下2段階。
上の方は横にリブが、下は縦にリブが入っています。
このリブも特徴的ですね。
まず、淹れ方なんですが、コーヒー粉全体をお湯に浸したらフタをして蒸らします。
蓋があることでしっかりと蒸らすことができるほか、ドリップ中のお湯の温度も下がりにくいという利点が。
蒸らし終わったら、あとはなんと注湯する速度だけ気にしながら、まっすぐお湯を注ぐだけ。
ぐるぐる回したりとか、撹拌したりとか全く必要なく、ただタイマーを見ながらまっすぐお湯を注いでいくだけなんです。
ただまっすぐに注湯といっても、つい動いてしまうのが人間というもの。
ですが、こんなふうに蓋に穴が空いているという形状のため、そこにしっかりとめがけて注湯することができ、均一な抽出が可能になっています。
まっすぐ注湯するだけでいい理由としては、2種類のリブが、ドリッパー内のお湯の動きをコントロールしてくれるからだそうで、このリブのおかげでコーヒーの全てのキャラクターを引き出してくれるのだとか。
初めてのタイプだなぁ、、。
実際の抽出度の良さなどはちょっと試飲しただけでは分からなかったですが(比較対象があったわけでもないですしね)、味のブレなどは抑えられそうです。
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Brewista GEM series Dripper
- 材質:磁器(本体) コポリエステル樹脂(スプーン)
- 食洗機可能/本体のみ
- 中国製
GEMシリーズ ガラスサーバー
容量は、500ml。
ドリッパーだけでなく、コーヒーサーバーも明らかに他とは一線を画するデザイン。
取っ手の形状も印象的ですが、それよりも私、最初見てちょっと驚いたんですが、下がボコッと六角形にでているんですよ。
これは、コーヒーサーバーを揺らして全体を混ぜる(スワールというらしい)時に、空気をうまく取り込めるようにと考えられているのだそう。
すごいな、、
また、蓋部分もコーヒーの温度を保てるよう小さめ。
注ぎ口はこんな感じです。
また、スケールと同じ六角形なので、合わせると収まりがいいですね。
コーヒーサーバーも、食洗機可能。
GEMシリーズ、他では見られない工夫がふんだんでした。