もう先月になってしまうのだが(最近私にとって月日の流れが一層早くなっている)、STANDARTの第16号が届いた。
大抵STANDARTが届くと、まずはパラパラとめくってみる。
パッと目に飛び込んできたのは日本のコーヒー産地について。
日本でもコーヒー豆が栽培されているのは知っている。
だが、詳しくは知らない。
恥ずかしながらそれが私の現状だ。
でも、気になってはいた。
だって自分の国で収穫されたコーヒー、やっぱり飲みたい。
日本で栽培されているコーヒーについて、詳細な情報を集めるのって、なんだかちょっと難しい。
なかなか普段の情報リサーチの中には入ってこない。
自分からかなり積極的に調べないといけないのかも。
だから、今回の特集は私にとってかなり有益だった。
自分の国のこと。
知っておきたい、応援したい。
STANDART 第16号
さて、今回印象に残った内容としては、最初に述べたように日本のコーヒー栽培について。
そして、コピ・ルアクの内容はやっぱり考えさせられる。
聞いてはいたけれど、コピ・ルアクを手に入れたいと思う人のために、
ジャコウネコがこんなめにあっているのかと想像するだけでちょっとつらい。
いやいや、すごくつらい。
こういうことがありえているということは、知っておくべきことだと思う。
エスプレッソのアロンジェについても飲んでみたい!と思ったし、
毎回同じ最後にある色んな国のコーヒー文化やカフェを紹介するコーナー(大好きなコーナー)は、今回はリマについて。
見ながら、いつか行きたいと夢見れた。
STANDARTのいいところは、内容がとっても濃い。
ある意味マニアックと言ってもいい。
だからこそ、人によって興味を惹かれる部分が大きく分かれるのと同時に、
普段なら絶対読まないであろう内容や考えを取り込めるきっかけにもなる。
今回もやっぱり満足した。
コーヒー豆は『Bureaux Coffee』
さて、STANDARTでは、定期購読すると世界中の有名ロースターのコーヒー豆も一緒についてくる。
これは、毎回楽しみの一つ。
今回のコーヒー豆はオーストラリア・メルボルンにあるBureaux Coffeeのコーヒー豆。
いつも忘れてしまうんだけど、実はSTANDARTのブログでは毎回定期購読についてくる
このコーヒー豆のおすすめの淹れ方をそのロースターの方が紹介している。
今回はちゃんと覚えていたので、そのレシピ通りに淹れてみたいと思う。
まず使うドリッパーはKINTOのがおすすめとのこと。
そういえば、KINTOのドリッパー持ってない!
ということで、KINTOのドリッパーは穴が大きめな印象があるので
私の家にあるドリッパーの中で特に大きめの穴のHMMのドリッパーを使うことにする。
今回のレシピの詳細は、STANDARTのブログにて確認してもらったほうがわかりやすいのでここでは割愛。
私の感想としては淹れ方はそこまで変わったところはないんだけど、使うお湯の温度がなんと100℃。
なので、ドリップポットを一度しっかりあたためて温度が下がらないようにしてドリップしてる。
こうやっていろんなドリップレシピを試していると、
自分の頭の中が「〜しなければならない」に凝り固まっていたと気付かされることがある。
その度に「なるほどなるほど、、」と自分の頭の中をリセットする。
コーヒーは淹れ方も器具も、コーヒー豆も常に進化している。
私は科学者でも、分析したい派でもなく、
ただ美味しく飲めればいいだけなので、ふんふん、、と頭をリセットしておわる。
新しく知ったことに対して、徹底的に調べたりとかはあまりしない。
ただ、気が向いたらたまに試してみる。
そして、コーヒーを味わう。
それでいいと思っているし、それが楽しい。
さて、淹れ終わったコーヒーは、酸味もあり、でもまろやか。
あっつあつのコーヒーというのもたまにはいいもの。
そして、本を読みながらのコーヒーは、またいい。
実は私、最近読書熱があがっている。
ちなみにSTANDARTは増刷などせず、売れきれたらそれまで。
最近とても人気のようでここ最近は発売から2-3ヶ月程度で売り切れてしまうそう。
STANDARTを読むなら、おいてあるカフェに行くか、やっぱり定期購読がおすすめ。
コーヒー豆もついてくるしね。