以前紹介していた微粉をあまり感じないコーヒープレス ESPRO(エスプロ)。
今回、私の記事を見てくださって、こんなのもありますよ、とエスプロのコーヒーテイスティングカップを頂きました。
ESPRO、最近ドリッパーを出したことは知っていたけれど、カップもあるなんて知らなかった。
しかも、このコーヒーカップ、テイスティングカップとなっているように
『特定のアロマとフレーバーと識別して、より高いテイスティング体験を実現』できるように作られている。
アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)のフレーバーホイールに則って開発されたのだとか。
わかりやすく言うと、コーヒー豆の特定のフレーバーをより感じやすくしている、、というところだろうか。
例えば、『スパイシー』と名付けられたこのカップは、コーヒーのスパイシーな部分をより感じることができると言った具合に。
テイスティングカップは、全部でスパイシー/左上、フローラル/右上、フルーティ/左下、ココア/右下の4種類。
カラーはグレーもある。
今回は、スパイシーとフローラルを紹介する。
ESPRO エスプロ
コーヒーテイスティングカップ スパイシー
スパイシーはチューリップのような形状。
触った感じはツルリとしていて、口をつける時にちょうど沿うような形になっているため、すごく口当たりがいい。
スッとコーヒーが入ってくる。
丸みでコーヒーの香りが循環し、ふわっと香ってくる。
持ち手は隙間がしっかりとある上、少し太めで持ちやすい。
エスプロのテイスティングカップは、フレーバー以外に産地も意識されていて、
このスパイシーは、スパイス感の出やすいアジア系の豆に向いているという。
必ずしも、産地と豆のテイストが一致するというわけではないだろうが、一応そういったことが意識されているという。
コーヒーテイスティングカップ フローラル
フローラルは、先ほどのスパイシーとは全く逆で中央の部分が少しくぼんでいるような形状。
口元と持ち手部分は、先ほどのスパイシーと同じ。
持ちやすく、口にスッとコーヒーが入ってくる。
産地は、フローラルは中米系などが向いているという。
どちらも容量は、295mlとたっぷりのコーヒーが入る。
具体的に、私の味覚では「おぉ!スパイシー(フローラル)を感じる!」と分かるほどではないけれど、
コーヒーのフォルムによって味わいが変わるというのはとてもおもしろい。
コーヒー以外にもチャイを飲むときなんかはスパイシーを使うと良さそう。
今度からカップのフォルムにもちょっと意識してみようかな。
Living Navi / ESPRO