アメリカ生まれのコーヒー器具ブランド『Brewista ブリューイスタ』。
日本に来て、もうすぐ3年になるのだそう。
私がこの Brewista についてすごく印象に残っているのは、昨年(2019年)のSCAJでのこと。
SCAJとは、毎年秋頃に東京で行われているアジア最大規模のコーヒーイベントで
会場ではコーヒー生産地の方々によるコーヒー豆の紹介はもちろん、
これから発売になるコーヒー器具なども多く登場する。
2020年はコロナの影響で中止でした
そのSCAJではバリスタチャンピオンを決める競技会も多く行われるのだけど、
その競技会でこのBrewistaを本当に多く目にした。
「ケトル使いやすいのかな〜」なんて思っていたBrewistaの電気ケトル。
今回新たに新色が登場する。
新しく登場するのは、ピュアブラックとピュアホワイトの2カラー。
ちなみに、現在発売されているのは、以下の3カラー。
容量は0.6Lサイズで、中央のステンレスカラーだけ1Lサイズもある。
新色は、オールブラック・オールホワイトでスタイリッシュな雰囲気。
今回はホワイトを頂いたのだけど、よく見ると分かるパールが入っていて、実物の方がとてもかわいい。
そして、何より実際の使い心地に感服。
プロ仕様と言われる理由がすごくよく分かる。
新色の発売開始は2020年10月1日から。
Brewista ブリューイスタ
Artisan Gooseneck Variable kettle
世界中のバリスタやロースター、専門家のアドバイスをもとに作られているというBrewistaのコーヒー器具。
実際、このケトルも世界中の数々の競技会でこぞってバリスタたちが使用し、賞を受賞している。
特徴は、温度調節を40度から1度単位でできることと、
グースネックと名付けられたノズルだろう。
温度調節は40度から100度まで、1度単位で!
40度という低い温度から1度単位で設定できる電気ケトルはそうないだろう。
低い温度が適している玉露や、一度沸騰させておけば、再加熱してミルクにもつかえる。
パン作りにも便利なのだとか。
ボタンはたくさんあるけれど、使い方はシンプル。
電源をいれて、プラスとマイナスボタンで温度を設定すれば自動的に沸騰が始まる。
また、温度がより簡単に設定できるように、温度設定ボタンというのもあって、押すたびによく使う温度に変わっていく。
40℃・50℃・60℃・70℃・80℃・85℃・88℃・96℃・98℃・
私がコーヒーでよく使う88℃も入ってる。
急速沸騰ボタンではその名の通り、急速に沸騰してくれるし、
保温ボタンを押していれば1時間保温してくれる。
(保温中は緑のランプが点灯する)
一度ケトルを電源ベースから外すと保温は終了。
もう一度保温したい場合は、再度保温ボタンをおす。
さらに、このケトル、タイマーまでついている。
電源ベースからケトルを外すと、表示がタイマーになるのだ。
(ケトルを戻すとタイマーは表示されなくなる)
このケトルさえあれば、ドリップスケールじゃなく普通のスケールでもドリップできるようになる。
カップラーメンにもね。
注ぎやすい!ハンドルとノズル、注ぎ口
今回私が一番熱弁をふるいたいのは、この注ぎやすさだ。
人間工学に基づいて設計されたというハンドルは、
くるりんとかわいだけじゃなく持ちやすく疲れない。
持った時にたっぷりと余裕があり、しっかりと持つことができるし、
私はよく上に親指をおいて持って注いだりするんだけど、手にしっくりくる。
そして、この注ぐ部分のノズルがまた絶妙なんだ。
こうやって遠目から全体を見てみると、なんだかとても長い… と一見感じるのだけど
実際に注いでみて納得する。
細くも太めにも注ぐことができる絶妙な太さのノズルはもちろんだけど、
何よりすごくコーヒーに近づけるのだ。
あまり近づこうとすると、ドリッパーにあたってしまうケトルって実は多い。
上の写真みたいに…
近づけてもすごく傾けないといけなかったりね。
実際「近いほうがいい」とは一概に言えないのかもしれないが、
私は少し高いところからよりも、コーヒーに近づけてすっとお湯を落とすほうが、とてもコントロールしやすい。
すべてが絶妙で、すごーく気に入っている。
Brewistaオンラインショップや全国の取扱店で販売。
新色は2020年10月1日(コーヒーの日!)から発売開始。