ハリオ V60透過ドリッパー セラミック × コーヒーのセミナーに行ってきました。
ハリオ V60透過ドリッパー セラミック × コーヒーのセミナーに行ってきました。

おそらく初めての試み、
有田焼コーヒーの関係についての
セミナーに行って来ました!

今や代表的なコーヒードリッパーのひとつ、
ハリオ V60透過ドリッパーのセラミックは有田焼で作られています。
メイド・イン・ジャパン

ARITA YAKI × COFFEE Seminar
(有田焼とコーヒーの関係)

有田焼の若手職人である岩永和久氏を招いてのスペシャルコラボセミナーです。HARIO V60の事はもちろん、カップの形状によるコーヒーの楽しみ方、有田焼の歴史などなど普段聞けない事が聞けるチャンスです。
ドリップでコーヒーの抽出も行います。
岩永氏がセミナーの為に作って下さる有田焼グッズのお土産も付いています!!

ということで、セミナーの簡単な流れから。

  1. 有田焼など『焼き物』についての簡単な説明
  2. カップの形状とコーヒーの関係について
  3. HARIO V60透過ドリッパーセラミックの説明
  4. ドリップの基本(実際にハンドドリップでコーヒーを淹れてみる)

では、早速。

最初の1時間ぐらいは、岩永氏の話による講習でした。

有田焼 × コーヒー

1. 有田焼など『焼き物』についての説明

ここでは、有田焼の特徴や歴史についての講習でした。
一応コーヒーとは全く関係なく、有田焼についての講習という感じでしたので割愛します。
でも、食器がとても好きなので勉強になりました。

2. カップの形状とコーヒーの関係について

次に、コーヒーと器が関わる歴史
カップの形状との関係についての説明。

コーヒーと器が関わる歴史では、
コーヒーが飲まれるようになってから、
いろいろな抽出方法がいつどこで生まれたかなど。

そして、カップの形状との関係については
コーヒーカップティーカップデミタスカップセミデミタスカップマグカップを比較した際の違い、特徴について講習があったんですが、
これは結構、感心しました。
何げに今まで考えたことなかった。

このことについては私も調べて詳しいぺージを作りたいと思っているので
ここでは簡単に説明しておきます。

まず、カップの形状の特徴として
まず厚みが厚いほど冷めにくく
カップの口径も狭く深いほど冷めにくい

デミタスカップ
なのでエスプレッソカップ(デミタスカップ)は厚みが厚い物が多い。
エスプレッソは冷めるとかなり飲みにくいから。
そして、よくよくエスプレッソカップを見てみると
量が少ないせいももちろんあるけれど、
口径が狭く、垂直な形状のものが多いです。

そして、逆に厚みが薄いと冷めやすく
またカップの口径が広く、深さも浅いほど冷めやすい

ティーカップ
紅茶などのティーカップは厚みが薄いです。
紅茶は熱々のお湯で淹れるから…なのだそうですよ。
そして、ティーカップは口径が広がっていて深さも浅いですね。
舌が苦味・酸味を感じる場所
そして、これらの形状は舌が苦味や酸味を感じる場所にも関係しているようです。
苦味を感じるのは下の奥のほうだから
口径を狭くして奥のほうまで届くようにしやすくなっていて、
また酸味を感じるのはサイドの奥側なので
口径を広くして、サイドにまで飲み物が行き渡りやすくしている…
というのもあるのだそう。

こうやってみるとなるほどーと感心します。
奥が深いです。

コーヒーカップ
また、一般的なコーヒーカップは、
どんなコーヒーにもよく合うよう一般的な上の中間のようなイメージ。
容量は大体120cc〜140ccだそうです。

また、カップの絵柄なども何となくですが、
紅茶など色が薄い飲み物をいれるティーカップなどは
比較的淡い色合いでの絵付けが多く、
内側にも絵付けがされていることもありますね。
ティーカップですが、コーヒーをいれるなら浅煎りのコーヒーが合うようです。

そしてエスプレッソカップなどはその逆、
コントラストが比較的はっきりしたものが多いようです。

形状や見た目で味も変わるんですね。

これを知っておくだけでも、より一層コーヒーウェアを選ぶのが楽しくなりそうです。

3. HARIO V60透過ドリッパーセラミックについての説明

次にHARIO V60透過ドリッパー セラミックの具体的な説明がありました。

ドリッパーは少しでもサイズや傾きなど変わるとコーヒーの味も変わってくるので
全く同じものを量産するというのはとても大変なことなのだそうです。

今回は、このドリッパーを通して有田焼の良さや
この品質を維持する大変さを知ってほしい!
という岩永さんの熱い想いがいっぱいのセミナーでしたよ。

4. ドリップの基本(実際にハンドドリップでコーヒーを淹れてみる)

最後に各自実際にハンドドリップでコーヒーを淹れながら
簡単にドリップの基本を教えてもらいました。
(慣れないポットで少々苦戦…)

ハンドドリップ

ここでは4種類のスペシャルティコーヒーを飲み比べた後、
好きなコーヒーをドリップさせてくれました。
ここはよくあるドリップセミナーの簡易版という感じでした。

そして、今回おみやげも少々スペシャル。
セミナー中に飲んだ4種類のコーヒーの中で一番気に入ったコーヒー豆と、
岩永さんがこのセミナーのために作ったマグカップ。

家に帰って開けてみました。

立派な箱入り。

有田焼 焼物

有田焼 コーヒーカップ

これはワイングラスをイメージしたマグカップだそう。
セミナー中、ワイングラスでコーヒーを飲むと味がぜんぜん違います!
と、言われていて。
ワイングラスは香りや風味などを存分に味わえるよう考えられた形状なので
コーヒーに合うんだと思います。

口径の直径や丸みなど、研究されたそうですよ。

有田焼 コーヒーカップ

今回のセミナーは熱い想いがいっぱいで
とても濃い内容でした。
とてもよかった!

タウンズスクエアコーヒーロースターズ
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