ドリップ中心で少し敬遠気味だったエスプレッソですが、
そろそろ勉強したい!と手始めにスタバのコーヒーセミナー
『エスプレッソ編』に行って来ました。
まずは、簡単にセミナーの流れから。
- エスプレッソについての説明
- コーヒーのテイスティング(もちろんエスプレッソ!!)
- 家庭用マシンで実際にエスプレッソを抽出してみる
- 自分で好きなドリンクをつくってみる
- スイーツと自分のつくったドリンクを食べて味わう!
1. エスプレッソについての説明
まずは、エスプレッソについての説明から。
上のように黒板に書いたもので、
簡単にエスプレッソについての説明をしてくれます。
基本的なことを丁寧に説明してくれました。
エスプレッソとドリップコーヒーの違いや、
おいしいエスプレッソの特徴や、
コーヒーのローストの違いについてなど。
ちょっとした雑学(?)も教えてもらったので、ここにメモ。
エスプレッソは、『特急』とか『急速』という意味ですが
俗語で『あなただけのために』という意味もあるのだとか。
ドリップコーヒーはまとめて何杯かぶん抽出できるのに対し、
エスプレッソは、1杯ずつ抽出するからこう言われるのだそうです。
ふ、ふぅ〜ん….。
そうしているうちに、順番にそっと後ろからお店のエスプレッソマシンをのぞかせてくれます(苦笑)。
やはりお店の中には入れないんですね。
スタバのエスプレッソマシンは、
人の手でコーヒー豆をタンピングしたりするのではなく、
自動でエスプレッソが抽出されるようになっています。
便利だ。
そして、このお店のエスプレッソも手始めに試飲させてくれますよ。
スタバのエスプレッソで使用されているコーヒー豆は、
もちろん、『エスプレッソ ロースト』。
エスプレッソなのでやっぱり苦くて濃いですが、
おいしいです。
そんなこんなで質疑応答などありつつも
本格的に、コーヒーのテイスティングへ。
2. コーヒーのテイスティング(もちろんエスプレッソ!!)
まずは、エスプレッソをおいしく抽出するために必要な要素について説明してくれました。
簡単に言うと、おいしいエスプレッソを抽出するためには
挽き具合、タンピング、分量、スピードに気をつける必要があるのだそうで。
そこで今回は、上記の4項目を満たして抽出したエスプレッソと
上記のタンピングが最適でない状態で抽出されたエスプレッソを飲み比べ。
次に様々な種類のコーヒー豆でのテイスティング。
通常、エスプレッソというと深煎りの豆を選ぶのが普通ですが
今回は、中煎りのものもエスプレッソで抽出して
テイスティングさせてくれました。
今回テイスティングしたのは、
スマトラ、ケニア、コロンビア。
エスプレッソは、ドリップコーヒーよりも
味の違いが顕著で、好みも大きく分かれそうです。
中煎りのコーヒーは、結構酸味が強く出て私には飲みにくかったです。
結局、私の個人的な意見としては
お店でだしてるエスプレッソローストが一番おいしかった。
3. 家庭用マシンで実際にエスプレッソを抽出してみる
さて、次にいよいよ家庭用のエスプレッソマシンを使って、
エスプレッソの淹れ方を教えてくれます。
今回使用されたのは、
デロンギのエスプレッソマシン。
スタバでも売られているものです。
コンパクトでデザインもよく、
気になっていたエスプレッソマシンのひとつ。
ここでこのエスプレッソマシンの使い方を
とても丁寧に教えてもらえます。
エスプレッソマシンを購入しようと思っている方は、
こういうセミナーでいろいろ知ってからの方が絶対便利!だと思いました。
簡単にデロンギのエスプレッソマシンの使い方をメモしておきます。
- スチームボタンを押して準備ボタンが点滅から点灯に変わったら一度スチームを空ぶかしして、スチーマーの先に溜まっている水分などを飛ばす
- スチーマーの先をミルクにいれてスチームを全開にしてフォームミルクをつくる。
泡が多く欲しい時はミルクの表面がスチーマーの先に触れるようにして『チチチ..』と音がでるようにするとOK。
- タンパーにコーヒー粉をタンピングする。
この時、力が強すぎても弱すぎてもおいしいエスプレッソはできない。
また、均等にタンピングしないと、抽出されるエスプレッソの左右の量が違ってきます。
女の私では、結構な力をいれてタンピングしました。
この辺は、何度か練習して試してみる必要があるかも。
一応理想としては、ハチミツのようにエスプレッソが落ちてくるのがいいんだとか。
- タンパーの準備ができたら、少しだけお湯を出してマシンについている汚れなどをちょっと落として、コーヒー粉をタンピングしたタンパーをマシンにセット。
お湯を出してエスプレッソを抽出していく。
- エスプレッソが規定の量抽出されたらストップボタンを押して、お湯を止める。
また、スタバでは、エスプレッソを抽出する際、
豆14g = 水90mlで抽出。
コーヒー豆が30ml吸うので、左右30mlずつのエスプレッソが抽出されるのだそうです。
なので1杯分なら豆7g = 水45mlで30mlのエスプレッソが抽出されるということですね。 - あとは、エスプレッソにフォームミルクを流しんだらラテの完成!!!
次はエスプレッソを抽出。
あ、ちなみにですが、
ラテアートをするときにはミルクはあとでフォームさせないと
キレイにはできないそうです。
スタバでは、エスプレッソの味重視なのでエスプレッソは最後に抽出。
4. 自分で好きなドリンクをつくってみる
マシンの使い方を説明してもらった後は
各自実際にマシンを使って自分の好きなドリンクを作っていきます。
しっかりと教えてくれながらなので
フォームミルクもキレイに。
エスプレッソも私でも迷うことなく抽出できました。
つくるドリンクはカフェラテ、ホワイトモカ、カフェモカなど、
いくつかのスタバのメニューの中から選ばせてもらえるのですが
今回私はカフェモカ。
カフェモカは最初にチョコシロップをいれておきます。
紙コップに書いてくれる
ちょっとした気遣いが、ちょっとうれしい。
さて、上のチョコシロップに熱々のエスプレッソを注ぎ込み、
しっかりとチョコを溶かしてからフォームミルクをたっぷり。
カフェモカなので最後はホイップをたっぷり。
これも自分の好きなだけ、いれさせてくれます。
ちなみに、これでもかってくらい盛ってみました。
そこへ、今回でてきたフードがカフェモカケーキ!
ドリンクと同じ味やん….。
と自分で突っ込みながらも楽しく雑談しつつ頂きました。
コーヒーケーキ、初めて食べたんですが
濃厚で部分部分で味が違って、チョコのところもあれば、
ミルクのところもあり、飽きずに楽しめて、
ボリュームもあって、まるでケーキみたいだなぁ〜と思いました。
ホイップを添えたいところでした。
今回は他にセミナーにきてる人も
話しやすくって楽しかったなー。
手始めにエスプレッソを勉強するにはすっごいよかった。
そして、スタバのセミナーは店員さんの対応が本当にいいんです。
いつも、すごいと思ってしまう。
さてさて、今回もうひとついいことが。
おみやげが何とデミカップだった!
2コセット。
これ、結構うれしい。
小さめなので、子どももホットミルクやココアなどに喜んで使っています。
別にスタバのまわしものじゃないですが、
エスプレッソマシン、どうしようかなと悩んでいる方には
すごく良いセミナーだったと思います。
