先日、、と言っても少し前なんだけど(すっかり忘れてた)、
珍しくカッピングイベントへ行ってきた。
先に断っておくと、これは、コーヒーショップの人・ロースターの人向けの情報になると思うのだけれど、
消費者としてコーヒー農園のことを知るのもなかなか興味深いので、ぜひご一読いただけたらと思う。
ちなみに、コーヒーマニアの人には夢である(であるかもしれない)
農園の一角を自分用に購入して手入れしてもらって自分の好きなように育ててもらう、、ということもできるらしい。
さて、今回カッピングが行われたコーヒーは、コーヒー豆の産地してはおなじみのグアテマラ、
その中でも、グアテマラの家族経営小規模農家が集まったという生産者団体 GOOD COFFEE FARMS というところのもの。
簡単に言ってしまうと、GOOD COFFEE FARMSとは、マイクロとナノロットの小規模生産農家が集まった生産者団体。
通常、収穫されたコーヒーの実は、産地や収穫時期がある程度同じのものであれば、
それを一括りにし、その後の生産処理過程に進むのだそうだが、
そうすると、コストは抑えられるものの、生育環境の微妙な差(気候や地質)によって生じる個性まで表現するのは難しい。
そこで大規模な生産ではなく、コーヒーの個性を最大限活かすべく、
マイクロロット・ナノロットという小規模の区切りで一銘柄とし、
その豆に合わせた生産・精製・輸出入の全てのトレサビリティを自分たちで管理し、追跡可能なコーヒー生産を実現したのだそう。
見てくださって、ありがとうございます。