実は発売日に買っていたんだけど、
すっかりアップするのが遅れてしまいました。
アアルトコーヒーのオーナー庄野雄治さん作、
絵は平澤まりこさんが手がけた
コーヒーの絵本『ABOUT COFFEE』。
コーヒーについて
簡潔に、わかり易い言葉で、
ステキなイラストとともに説明されている本です。
絵本調の少しつたない感じの言葉と
個性あるかわいらしい絵。
最初は、何だ知ってることばかりだな..なんて
生意気にも思ってしまっていましたが、
あぁ、そうそう、そうだった..と
忘れていたことを思い出させてくれたり、
知らなかったこと、気づかなかったこともたまにちらほら。
そして、だんだんと独特の世界観にやられていきます。
言葉がやさしくて、
ほっこりしていて、
あぁ、やっぱりコーヒーはいい。
と読み終わったあとに思いました。
コーヒーの絵本となっていますが、
内容は物語でなく、
コーヒー豆についての知識や、
コーヒーの淹れ方、道具など、
ほぼハウツー本です。
対象年齢はコーヒーをいれることができる年齢になったら…
という感じでしょうか。
ほぼ、ハウツー本なのに
何だか終わった後は
コーヒーを飲んだあとのような、
ほっこりした気分になっている….
少し力を抜けさせてくれる
イラストがいい。
そして、フォントがいい。
いつか娘もこれを読んで
おいしいコーヒー、
私に淹れてくれないかな。
とってもいい本でした。
最後に、私がほぅほぅと思った言葉を…
『フィルターは、”大は小を兼ねない” 』
『苦味や酸味が気になるときは、お湯を少し足してみよう。』
